スポーツ全般の走り方、競技力向上のトレーニングを当クラブでは行っております。
速く走るにも陸上とバスケットボールやサッカーでは走り方が少し違います。
基本的な腕の振りなどは同じですが、陸上の場合は100mなどを目的としている為に
サッカーやバスケットボールでは10m~30mのスピードを競います。
その為走るフォームも少し違ってきます。
サッカーやバスケットボールでは動いている中で一瞬にスピードをトップに
もっていく必要があります。その為、上半身の使い方がとても重要になります。
また、脚を大きく広げたり、膝を高くあげるフォームもスピードが遅くなります。
できるだけ上半身をうまく使うことが必要になります。
上半身の胸椎部分を振ることで腕は勝手についてきます。
しかし、その為には上半身をリラックスして胸椎の可動性を高めることが必要になります。
①胸椎の回旋が股関節を動かすシーン
写真①ではボールをもらう瞬間にトップスピードに入る瞬間です。
右の胸と左の膝が近づいているのがわかります。
これだけ身体を回旋していることで股関節への動作がスムーズになります。
速く走るには第1段階としてこの胸椎からの回旋動作が重要になります。
次に脚の入れかえ動作をいかに素早く行うかです。
走る時は自転車と同じ感覚で走ることが重要になります。
自転車では速く走るときには、回転速度を上げます。
走るときも同じです。
回転速度があがることで速く走ることに繋がります。
しかし、速く走るには、脚を高くあげたり、歩幅を広くすると
身体の体制が崩れることになり、結果スピードがあがりません。
その為、スピードをあげるには、脚を高くあげる意識よりも
素早く回転することを意識することが重要です。
①前脚と後ろ脚の関係
写真①では前脚がつく前に後ろ脚が空中から離れようとしています。
走る時には実際、このような状態が必要になります。
後ろ脚が前脚を追い越すイメージが重要です。
速く走るということはその場で脚を入れ替えるイメージがあると
地面を押す力が瞬間的に行うことで速く走ることになります。
トレーニング方法としましれはウォールドリルがお薦めです。
①ウォールドリル
脚の入れ替え動作を行う動作です。
前脚が地面に着く前に後ろ脚を挙げていきます。
この動作をその場で何回も行うことで脚を空中で入れ替えることに
繋がります。
バスケットボールやサッカーではまず胸椎の回旋で股関節を動かしやすくします。
その後脚をいかに速く入れ替えるかを行うことで競技では速く走ることに繋がるのです。
競技で速く走りたい、もっと素早く動きたいなどでお悩みの親御さま
気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島