徹底指導、お子様の競技での速く走る為に必用な身体の使い方とは!! 

競技の練習も段階的に始まっています。

しかし、再開に向けて走るフォームが崩れていたりするお子様が少なく

ありません。

走るには才能でははなく、走るスキルが必要です。

今日は最新版の速く走る為のトレーニング方法をご紹介していきたいと思います。

 

速く走る為の3つを今日はご紹介していきたいと思います。

これであなたも競技で速く走れるようになります!!

 

胸椎を伸ばそう、指先はあげよう、空中で脚を入れ替えよう。

 

速く走るには様々なスキルが必要です。

しかし、小学生~中学生ではなかなか我流で走る選手が多く、

親御様から、走り方がおかしい、陸上の教室にいくがなかなか速くならない、などの

ご意見を多く頂きます。

 

陸上の教室では30人~50人を1~2名でコーチングしていると個人個人の

フォームにはなかなか目がいきません。

それは仕方のない事です。そこで速い選手がいると才能が有る無いと言われてしまいます。

本来は違います。ただ速く走れるお子さんは身体の使い方が上手かったから速く走れていると

考えてほしいです。

 

速く走るには、基本的には少人数でないとなかなか個人個人の状態を確認することは

難しいです、特に小学生~中学生は。

これは私が今まで多くの学生さんのチームで見てきても結局は最後は個人的に指導を

していた経験から個人個人の個性を活かした走り方の指導方法がベストだと感じました。

 

速く走るには下半身と上半身どちらを優先的に行うか?

これは上半身を先に行います、走るというと下半身に目が行きがちですが、

下半身の脚と上半身の腕は長さが異なります。

これを同時に動かすと、どうしても腕の方が速く作動していきます。

しかし、バラバラで動かすことは出来ません、一緒に動こうとします。これは

身体骨盤と脊柱、肩関節、胸椎は複数の筋肉がまたがっている為に

連動して動くようになっています。

 

連動して動くからこそ大きな力発揮を出せるとも言えます。

ですのでまずは、上半身の動きを意識します。

そのなかでも腕振りはとても重要です。しかし、腕を振ると肩があがるというお子様が少なく

ありません。

これは腕ではなく肩に力が入っているのではなく、胸椎が曲がっている為に腕が上がらなく

代償として肩が上方に挙上しています。

これを改善するには、胸椎を伸ばす練習が必要になります。

 

①胸椎が曲がった状態の動き

写真①では、胸椎が曲がっています。よくある風景です。これでは速く走ろうとすると

腕はあがらず、肩が挙上します。写真②のように。

 

②肩が挙上している

 

③胸椎が伸びている走り方

写真③を見て頂くと、手前側の選手の胸部をみてください。

非常に伸展しています。ですので肘の位置も高い所にあります。(肩のラインに)

 

まずは胸椎を伸展し続けてる姿勢を保てることから始めましょう。

ここがクリアできないとこの先速く走ることは難しいのです。

④胸椎伸展トレーニング

 

写真④のようにスクワットの姿勢から腕をあげます。

肩のラインの同じ方向で。この姿勢を維持するには胸椎の伸展する強度と

柔軟性が必要になります。20秒維持を5セット。この時に背中が丸くならない、

腕が落ち無いことに注意しましょう。

 

このようなトレーニングでまずは胸椎の柔軟性と強度を静止した状態から

練習していきます。

 

上半身が伸展すると

写真⑤⑥

上記の⑤⑥のように、高い位置へのジャンプでも胸椎の伸展を意識していることで

高い位置へのジャンプを可能にします。

 

走ることも同じことになります。

 

明日は足の指についてお届けします。

来週月曜日に足の指についての使い方をご説明していきます。

3回シリーズでご紹介していきます。

 

速く走りたい、走り方が気になるなどでお悩みの親御様、気軽にお問い合わせください。

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

asuka-sports.com

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。