膝の痛みを治す筋トレとは。 手術、薬に頼らない運動療法をご紹介します。

膝の痛みでお悩みの方少なくありません。

しかし、膝の痛みで様々な事を行い病院通いを長年行われても

なかなか改善しないケースは少なくありません。

 

現代医療で様々な治療を行っても、その痛みの軽減は一過性に過ぎないケースが多いのです。

それは膝の構造にあります。

 

膝の構造がしゃがむ、立つ、歩行と全ての動作で必要な動きを

膝は担います。

ですので、手術をしてもその時は痛みは軽減しますが、

同じ動作を繰り返すことで痛みが再発する確率はあがります。

その度に手術をすることも選択の一つとしてはいいと思います。

 

しかし、自分の力で治せるならどうしますか。

その方がいいと思いませんか。

筋トレで膝の痛みを治すことは可能なのです。

 

今日はそんな膝の痛みを筋トレで治す方法のご紹介です。

 

筋トレで膝の痛みを治す方法とは。

 

筋トレで膝の痛みを治すにはまず、重要になるのは

可動域制限を無くすことです。

膝の痛みの有る方は、足首、股関節の可動域が制限がかかっているケースが少なくありません。

 

この状態でどんな運動や筋トレをしても

膝の痛みを根本から解決することは難しいと思います。

それは可動域に制限がかかるとその範囲での動きを他の関節で行うようになり、それが結果

関節の動きを変形させることに繋がります。

 

①足首の関節の可動域制限のしゃがむ動作

 

写真①でもわかるように、

左の足首の関節が硬い為に膝が内側に移動しているのがわかります。

これはいわゆる代償動作と言われる運動になります。

これは股関節が硬くても同じことが起きます。

 

可動域が制限されることで運動が間違った運動として行われ、

歩行動作でも同じことになります。

よくウォーキングを行っているのに膝の痛みが無くならないのは

このような間違った動作で行うことが原因になります。

 

まずは、関節を正常は範囲で使えるようにすることが重要になります。

関節の可動性を出すには、体幹部分をコントロールする力が重要になります。

体幹部分のトレーニングを行うことで関節の可動性を高めることになります。

 

体幹をトレーニングすることですこしづつ関節の可動性が高まってきます。

膝の痛みのあるほとんどが膝が内側に向き、又、しゃがむ時に膝が爪先より

前方に出ています。

 

この状態を解消出来れば大きく痛みは軽減していきます。

昨年も私の担当のクライント様3名の60代~70代の方で膝が痛く病院に通院しているがなかなか痛みが

治らない状態でトレーニングに来られました。

3名様ともに膝が前方に、そして内側に入った状態で運動を今まで

我流でされてきたそうです。

 

病院では運動を薦められ、自分で運動をおこなってりジムにいったり。

しかし、痛みは軽減せず、当クラブに。

3カ月もする頃には3名様とも痛みが少し軽減し自分で歩行する時にも

あまり痛みが感じなくなりました。

6カ月する頃には、ウェイト(重り)を持った状態でのトレーニングを行うまでに。

その後膝の痛みはほとんどなくなり、旅行や趣味の登山にも行かれていたそうです。

 

1年する頃には、痛みはほとんど感じることがないとのことでした。

これは、関節にかかる負担が軽減し筋力で自分の関節を保護することが

出来たからだと思います。

 

ある程度は本来は自分で修正することが出来る能力を持っています。

しかし、それを努力しないでいると、例えどんな医療を行っても

痛みを繰り返すことになりかねません。

 

膝の筋トレではまず、関節の可動域を正しく使えるようにすることが肝心だと

思います。

 

是非、膝の痛みでお悩みの方、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

同じカテゴリーの記事を読む

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。