60歳からの膝の痛みを軽減するには、臀部と内転筋を強化しましょう。


奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

今日から箱根駅伝が始まりました。

東洋大学が往路を優勝。

ラグビーの大学選手権も準決勝、

明治大学と帝京大学が決勝で戦います。

三が日もスポーツから目が離せないですね。

 


 

今日の投稿テーマは

60歳からの膝の痛みについてです。

膝の痛みを軽減するには内転筋と臀部を強化

60歳以降の方で膝の痛みに

苦しんでおられる方は少なくありません。

軟骨のすり減りや、変形による痛みだと

言われれています。

しかし、膝の痛みは本当にそれが原因でしょうか。

膝の変形や軟骨のすり減りは

ほとんどの方に現れます。

確かに痛みを引き起こす原因の一つかも

しれませんが、すべてではありません。

膝を構成する筋や、日常生活での

膝中心とした臀部の脆弱化も膝に大きな

負担となります。

膝の痛みを軽減するには、

筋肉を強化し、動きを変えることが

痛みを大きく軽減することになります。

 


内転筋は身体を支える大きな要素。

 

膝の痛みを軽減させるための

トレーニングを当クラブでは

積極的に行っています。

80歳台になっても自分の足で

しっかりと歩けるためには

筋力強化は必須といえます。

筋力の衰えは関節の動きを不安定にさせ

体重を支えること自体が難しくなります。

また、膝周辺で動きを主導的に行っている

方は膝周辺の小さな筋がオーバーワークに

なり負担に耐えかねることが出来ません。

 

その為にも膝の周辺特に内転筋強化は

重要です。内転する筋は立位の時や歩行の

時にも身体をしっかりと支える為には不可欠です。

しかし、この筋は臀部の筋が弱ると同様に

膝は外側に開き内転筋は弱り外側に体重が

かかりやすくなりO脚を増長することになります。

内転筋を強化することは

地面を踏む立ち上がるときに、地面をとらえる

際に力発揮しやすくなります。

それが膝への負担を軽減させ、その後の

臀部を使いやすくなります。

 


 

更に臀部強化で股関節を使いましょう

 

内転筋を強化することは、股関節を

しっかりと使えることに繋がります。

そして、臀部強化も重要です。

特に中殿筋。

内転筋の逆の作用の筋肉です。

この2つの筋が拮抗しあい歩行の時に

安定した状態で歩行やしゃがむ際にも

大きな影響をあたえます。

得に、膝の痛みのある方は

階段や歩行での痛みを訴えます。

この中殿筋がしっかりと働くことが

立位での身体を安定させることに

なります。逆にこの中殿筋を強化することで

歩行の際に体重が余計に左右に振られることが

なくなり膝への負担も軽減します。

それが地面をしっかりと強く踏めることに

繋がります。

股関節を主導で動かすには

臀部の中殿筋の作用は不可です。

臀部を後方にひヒップヒンジで中殿筋が弱いと

臀部がスライドする形になっていまします。

 

 


 

膝の痛みを軽減するには年齢は

関係ありません。変形性関節症でも

ほとんど場合痛みは動きに問題があります。

その動きを変えることで痛みが変わります。

膝の痛みを軽減したい、しっかりと

歩けるようになりたい方、気軽にお問い合わせください

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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