奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今日で当クラブも明日から
夏季休暇に入ります。
夏季休暇は12日~15日までです。
休暇の時期もしっかりと自分の身体のメンテナンス、
トレーニングを行って休暇明けに備えたいと思います。
高校に入るまでの硬式野球に備える為のトレーニングとは。
中学で軟式、硬式野球をやっていた選手はこの8月でほとんが
引退になります。
この後半年間、高校に入るまでの時期をどう過ごすかは非常に
重要です。
高校野球の強豪校では、1年から熾烈な戦いが待っており、
半年間をどう過ごすかは非常に重要です。
当クラブでも中学の3年生でこの時期から高校に入学するまでの
間トレーニングでしっかり強化している選手は、その後のレギュラー
争いで勝ち試合でも活躍している選手は少なくありません。
中学生から高校生で一番変わること、それは筋力面を徹底的に
強化しているということです。
現代の野球では打力を徹底的に強化してきているチームが少なくありません。
また、走塁面でも以前よりスピードと打力を備える選手が多くなってきています。
これは、筋力面での強化を行っている証拠と言えます。
中学生でのトレーニング強化はこの時期、3年生からおこなっても問題ありません。
この半年間引退してからは高校に入ってすぐにプレー出来るフィジカル面での
強化が必要になると思います。
特に中学生の間は走る練習が主で、筋力面での強化をほとんど行っていません。
しかし、現実に高校生では走る練習では、今後打力、走力を大きく変化する
ことは難しく、それは瞬間的な力をつけることが10km、20km走っても
心肺機能は高まっても、野球で必要な筋力をつけることは出来ません。
これは、筋肉の質が違うのです。野球での速く走る、打力には
瞬発的なパワーを発揮できる筋肉が必要になります。
中学生の3年生で引退してからは、その瞬発力をつくる
土台となる筋肉をつくっておくことが、高校生に入ってから作るのでは
大きな差になります。
筋肉をつくるには期間が必要です。
引退して約4月までの半年間で筋肉をつくることが出来ます。
逆に言えば、筋肉を強化していくには半年間くらいが必要になります。
トレーニングを行っても1ヵ月くらいではあまり効果は出ません。
しっかりと期間をかけて上半身、下半身の筋と関節の可動範囲をつくる所から
始めます。
可動範囲が狭いと筋力トレーニングを行っても大きな効果は出来ません。
しっかりと伸ばしてちじめる動作が必要です。
その為にもまず可動域を広げるトレーニングが重要となります。
股関節、肩関節、胸椎、足首と可動域が狭いとどれも
大きくその後のプレーに影響します。
可動範囲が広がってくれば、筋力をしっかりと
強化するメニューをフォームを確実に正確に出来るように
して頂きます。いくら筋力トレーニングを行っても
効果が出ない、または筋力がつかないなどは、高校生に良く聞く
内容です。これはフォームが正確に行えていないからです。
しっかりとフォームを習得することで、筋力はしっかりと
つきます。
後はこのフォームを自分の感覚で掴むとパワートレーニングでも
同じフォームで行えます。
その後は筋力を使ったパワートレーニングを行って
いくことで高校生にも負けないスピードを中学生でも
獲得することが出来ます。
私自身の経験と様々な理論から14歳くらいを境に
筋力トレーニングを段階を踏んで行っていけば
身長が伸びないとかの心配は要らないと思います。
当クラブで筋力トレーニングを行った野球選手は
ほとんが175センチ以上高校に行ってからも身長が伸びているので
特に、問題はないと思います。
逆にしっかり関節の可動域を鍛える筋力トレーニングを行うことで
怪我を大きく未然に防ぐ結果になっています。
是非、高校生になる後半年間、しっかりとトレーニングを
行い高校野球に備えましょう。
高校に入ってから行うのではなく、未然に出来ることは行っておいて方が
自分のプレーにも影響すると思われます。
高校生になるまでの野球に必要なトレーニング、
怪我をしないトレーニングをお考えの親御様、
気軽お問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.0r.jp
asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島