奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今日は夕方からトレ塾。
ジュニア期のトレーニングは小学生くらいから
身体の使い方を練習することでまず、けがをしにくい
体をつくります。
競技ではまずケガをしないからだづくりが重要です。
ケガをしてはどうしようもありません。
しっかりとケガをしない身体をつくることがその後の競技での
パフォーマンスにも大きく影響します。
今日の投稿は
中学生の陸上での短距離についてです。
陸上では短距離で速く走るには練習量をすれば
速くなると考えられがちですが、速く走るには速く走る
メカニズムを理解することが重要です。
歩行と走行で大きな違いは
歩行は基本ブレーキをかけて進んでいます。
しかし、走行はブレーキをかけません。
走行でブレーキをかけるとタイムは向上しません。
このブレーキをかけるかけないが大きな違いになります。
①上記写真のように歩行の際には自分の体より少し前で
足が着地します。
斜め下を踏む感覚を掴む練習を基礎から行いましょう
③
走る際には体を前方に進める為には真下ではなく
斜め下方向を押すことが重要です。
この写真③では斜め下を押すウォールドリルを行っています。
このように体を少し傾斜させて前方に進もうとすると
斜め下方向への力発揮が必要になります。
これが前方に進む力になり、この傾斜角度がスタート時では
約45度くらいになっています。
そうすると45度斜め下方向を押すことが一番
前方へに移動をスムーズに進めることになります。
陸上では100mは中学生では12秒程度で走ります。
この約12秒の中で様々なことを考えて走ることは現実的では
ありません。速く走るには考えるポイントは3つくらいまでだと。
とりあえず速く前方に進むには物理的に斜めした方向を踏むことが前方への
大きな推進力になります。