小学生での陸上での100mのタイム向上には股関節の屈伸運動が必要!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

選手土曜日はトレ塾KIZUGAWAでした。

ジュニア期(小学生~中学生)には

競技のスキルも重要ですが、

身体の関節を効率よく使うことや

カラダの協調性運動を覚えることが必要です。

競技では、身体の一部分でしか行うのではなく、

様々な筋や関節を使って行います。

トレ塾ではそのような身体の使い方協調性運動を

行っています。

是非、興味のある方はご連絡の程よろしくお願いいたします。

少人数での指導を行っている為定員がこざいますので

ご了解ください。

 

0742-22-0120


 

今日の投稿テーマは

ジュニア期の陸上選手での100Mのタイム向上です。

 

陸上では100Mという他の競技とは違い、

かなり長い距離を全力で走ります。

ですので他の競技とは走り方は少し違います。

100Mという距離をどう走るかを考える必要があります。

また、ジュニア期には身体の使い方を習得せずにタータンで

走る小学生や中学生がいますが、これは危険です。

タータンは床反発が高い為速く走っているように

感じますが、実際は違います。

タータンで、スパイクで走ることは

身体への負担も当然強いられます。

それはタータンは非常に硬く反発しやすい

素材ででき、シューズも出来るだけクッションはありません。

直に地面の衝撃が身体に伝わるのです。

 

身体の使い方を習得せずに走ると膝、下腿部、

足首、腰への障害になる可能性があります。

陸上ではシンスプリント(下腿部内側)、オスグッド病(膝)、

足首捻挫、外頚骨(足の骨)、肉離れ(下腿部)など様々な

障害が陸上で発症します。これはただ速く走ることでけを

求め身体の使い方を意識しない結果から起き得ます。

 

特小中学生では筋肉も発達していない時期に強度な練習を

タータンでするなら徹底的に身体の動かし方を習得して

高校生でタイムがあがるようにもっていくことが理想です。

そうでないと高校生の頃には怪我でタイムが向上しないケースが

少なくありません。

これは早い時期にタータンで練習してカラダの使い方では

なく代償動作で走っていた結果です。又床をとらえる足底筋も

低下しているケースが多くあります。

 

 


 

陸上で速く走るには股関節の屈伸運動を徹底的に習得することが

 

陸上で走る時にもっとも重要になるのは

股関節の動きといっても過言ではありません。

確かにぶれない軸の体幹も重要です。

しかし、この股関節を使うには普段の日常生活から

見直すことが求めらます。

ジャマイカ、アフリカ系選手の日常生活での

特徴として股関節で普段から物を持ち上げる動作が

習慣となっています。

東洋人は膝を曲げ、腰を曲げてものをもちあげようとします。

この日常生活動作から股関節を使うことがうまくありません。

 

Slim woman doing exercise with weight in fitness club. Attractive female athlete training in gym

上記写真のように股関節が大きく曲がり、

膝はさほど曲がっていません。

このような身体の使い方をジュニア期から行うことが

重要です。陸上の時だけ行うのでは

カラダに身につけるのに時間がかかります。

日常生活で物を持つ時に股関節中心とした動きを

行うことで陸上で走るときの基盤をつくることが

可能となります。

 


 

股関節を爆発的に動かすには骨盤前傾を覚えましょう。

 

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②③

速く走るには陸上でも他のスポーツでも共通する

部分があります。

それは骨盤の前傾角度です。

写真の②③は瞬発的なスピードを要求される競技です。

どの写真も骨盤が前傾しているのがわかります。

しかし、この骨盤が後傾するケースが陸上では少なくありません。

特に100mの場合スタートブロックで骨盤を後傾している選手が

多く、骨盤が後傾したままスタートをしています。

その結果膝から下でかくような動きで走り股関節の曲げる伸ばすと

いう本来の身体の効率のいい走り方と違っているケースがあります。

これでは、いくら練習しても怪我の要素が多くなりまた

体重は足に乗る感覚を掴むことは少ないと思います。

 

ジュニア期にタータンで練習することで地面からの反発を

もらえている為に股関節の動きを見落として練習し

その結果タイムは小学生高学年から中学生で伸びないケースが

あります。その結果高校になるとタイムは伸びず焦って

練習量を増やし怪我に繋がるケースが少なくありません。

 

怪我を予防しながらタイム向上を高校生の一番フィジカルが出来上がる

頃に照準を合わせるなら中学生までは身体の使い方を練習することを

お薦めします。

カラダの使い方を習得すれば、陸上でのタイムは必ず伸びてきます。

そして他の競技に移行する時でも競技力をすぐに向上することになります。

是非、身体の使い方、股関節を使う(蝶番動作)を練習することを

お薦めします。

 


 

陸上での100mを速く走りたい方、

タイムの停滞でお悩みの親御様

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

 

asukaジュニアトレ塾KIZUGAWA

asukaジュニアトレーニングクラブ

0742-22-0120

トレーナー野島

陸上での太ももの肉離れ、地面をかく動きではなく、押す動きを意識しましょう。

上記ブログも参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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