ジュニア期のサッカー選手の競技力向上、速く動くには爪先の向きが重要!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の

野島竜一です。

 


 

春、というより初夏のように

暑いです。今日の奈良は。

当クラブではヒップウォークという

メニューをお子様の競技から一般の方まで幅広い

年代の方に取り入れています。

このヒップウォークは自分がEXOSというトレーニングの

研修で習得してきましたが、奥が深いメニュー。

これをきちんと意識することは競技力の向上、

日常生活にも大きな影響を及ぼすほど、

素晴らしいトレーニングメニューです。

また、ブログでもご説明させて頂きたいと思います。

 

 


 

今日の投稿は

昨日に続き

ジュニア期のサッカーの競技力向上についてです。

爪先の向きが走る時に非常に重要です。

 

サッカーでは練習の前に

下記の写真①のようなトレーニングを行います。

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写真①

このようなミニハードルやラダーでのトレーニングで重要なのは

確かにいかに速く動くかというのも、そうなのですが、

爪先の向きに注意してください。

地面を鉛直方向に押すには爪先の向きが外側に開いていると

このようなアジリティといわれる神経系を強化するトレーニングでは

速く動くことは難しい。

 

それは地面を踏むことがスムーズに出来ないからです。

A track and field athlete jumps over yellow hurdles before he runs over orange cones, all on a green turf field

写真②

上記の写真②では右側の足の爪先が外側を向いているのが

わかります。これでは速く進むことにブレーキをかけることになります。

左右でこのように爪先の向きが違うことも少なくありません。

 

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写真③④⑤

上記の写真③④⑤は

一番力を発揮しやすいポジション(パワーポジション)ともいいますが、

この状態からでも方向転換する際に爪先が進行方向に向いているかを

しめすものです。

 

この爪先の向きが外側に向いていたり、または内側方向に向いていると

この後、素早く動くには母指球を中心とした足のインサイドで

強く踏む意識が必要です。

しかし、足が外側、内側に向いていることで地面に強い力を

伝えることが出来ません。

この力の伝達が不十分だと地面からの床反発という力をもらうことが

できず、床に自分の力を吸収されることがあります。

それでは、速く動くことは何回練習してもうまくいかない原因になります。

 

 


 

速く動く為のトレーニング方法とは

 

速く動くには先ほども述べましたが、地面を強く踏むことが

必要です。それも効率的に。

それには爪先の向きは非常に重要です。

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上記の写真のように片足を前にだす

ランジ動作を繰り返し行うのも有効的です。

このように爪先の向き、膝の向きがまっすぐに向いています。

これを繰り返し行い爪先の位置を安定させることが

重要です。

日本のトップ選手のラダーやミニハードルのトレーニングでは

必ず、爪先がまっすぐに向いているのがTVの映像で見て頂いても

わかります。

サッカーでの練習などでラダーやミニハードルを行う際には

意識的に爪先の向きを意識して行いましょう。

そうすることで、地面を強く踏めることに繋がり

結果ステップやターンオーバーでのスピードアップに

なります。

 


 

サッカーでのスピード向上をお考えや

どのような練習をしたらいいかわからない親御様

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asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。