変形性膝関節症は股関節をうまく使うことで、膝の痛みはなくなります。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今日も寒さが続きますね、

節分も終わり季節的には春。

今週から冬季オリンピックが

はじまります。

世界のアスリートのパフォーマンスが楽しみです!!

 


膝主導の動きを見直しましょう。

今日の投稿テーマは

当クラブにも多くの方がご相談される

変形性膝関節症。

膝の普段の使い方や仕事、筋力低下等で変形してしまい、

炎症が起き痛みがはしる病気です。

 

しかし、この変形性膝関節症は太ももの筋力を強化

したり、サプリ等では解決することは

現実難しく一過性に治ってもまた再発してしまいます。

その原因を根本から治す必要があります。

それが、膝主導の動きを股関節主導に変えることが

重要になります。

 


 

膝に大きな負担を減らしお尻を強化。

 

太ももの前面の筋を強化しても膝の痛みを

解決することには繋がりません。

もともと、膝の変形は筋力低下もありますが、

関節の使う順番に大きな原因があります。

 

小さな子供さん3歳前後の子供はしゃがむときには

股関節を主導で曲げていきます。

これはこの3歳前後までは人間が本来身もっている本能的な

動きで動きます、ですので股関節主導で動いています。

しかし、年齢が重ねると小学生くらいから

膝主導で曲げることが多くなります。

 

それはその方が楽に早くしゃがめるという、

考えが生まれ膝周辺を使えるという

考えを持つようになったことで膝主導で動かすことが増えるのです。

この動きを股関節主導で動かすことが

修正されればいいのですが、

筋力があるうちは何とか、膝主導でも筋力で我慢

できます、しかし、特に男性より女性は

もともと男性より筋肉量が多くありません。

そのうえ骨盤の形が男性より横方向に大きく膨らんで

います。その骨盤の影響から膝が内側に向かう現象が

あり膝は変形しやすい環境だと言えます。

このような要因が重なり50~60代の女性に変形性膝関節症が多いと

言われています。

 

この原因を根本から解決するには、子供の時のような股関節主導で

動かす練習が必要になります。しかし、安心してください、

この動きは皆さんが一度は行っていた動作なのです。

ですので練習すれば誰でも行うことができます。

それには臀部、お尻の筋肉を強化することが重要です。

 


 

股関節を強化して膝を楽にしてあげましょう。

 

股関節は様々な動きが出来る関節です。

ですので、先ほども述べましたが小さい子供は

本能的に股関節を使いしゃがむ動作を行います。

大人になっても本来は同じ動きが可能です。

しかし、自分の身体を支えるには子供と違い

股関節周辺の筋肉を強化する必要があります。

 

股関節を主導で動かす練習を行うことが

習慣的になることで、筋力も更に強化されます。

このサイクルが出来ると膝を使うことが軽減します。

それが結果的に膝の炎症が変形を止めます。

 

股関節周辺の筋肉強化→股関節を使う→膝は使わなくなる→

膝の痛み軽減→更に股関節を使う→股関節周辺が更に強くなる

 

上記のようなサイクルを当クラブでは行い変形性膝関節症の

症状を無くしていきます。

股関節を強化することは更に、日常生活で歩行や階段を

登ったり降りたりすることがスムーズにできることにも繋がります。

 

是非、股関節主導での動きの練習で辛い膝の痛みから解消されましょう。

 


 

変形性膝関節症や膝の痛みでお悩みの方、

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

リハビリ担当トレーナー野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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