ジュニア期の競技力を向上するためのストレッチ ② 下半身のストレッチはまず股関節の動きから。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの

治療家兼トレーナーの野島竜一です。


プロ野球の日本シリーズはソフトバンクフォークスが

優勝しました。これから秋のキャンプと続きますね。

これから様々な大会が終盤にむかえ、

またサッカー、ラグビーの選手権が始まろうと

しています。週末はスポーツ観戦するのも

いいかもしれません。色々な競技を

みることは新鮮で色々な感動や体験があるかも

しれません。

hanazono


今日の投稿テーマはジュニア期の競技力を

高めるストレッチ方法です。

今日は下半身の股関節についてです。

股関節をいかにうまく使えるかが競技力につながります。

股関節のストレッチはほとんどの競技選手は

一度は行ったことがあると思います。

しかし、この股関節のストレッチをおこなう際に

重要なのはいかにどの動きが競技に関係があるかを

知ることだと思います。

股関節は関節の構造上様々な動きに対応することが

できます。ですのでしゃがむ、立ち上がる、カラダを

捻る、カラダを反る、曲げる。この動きは

基本股関節が主導でおこなうことになります。

ですのでストレッチも様々な動作をおこなう際にも

股関節主導でなければ、関節の使い方の時点で

間違った動きになります。

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↑例えば、この写真はジャンプをする際の映像です。

しっかりと股関節を使ってジャンプいるのが

わかります。ジャンプするには股関節の正しい

動きが必要です。しかし下記の写真では

膝が優位な状態でのジャンプとなり

身体もかなり前傾姿勢になります。

これでは同じジャンプといえどもジャンプ力にも

影響がありますし、着地後更に膝への負担は大きく

なります。どこで関節を曲げるかを理解せずに

動きをおこなうことはケガのリスクを高めます。

ストレッチをおこなうときもこのことを意識する必要が

あります。(↓膝から曲がろうとしています)

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 股関節主導でおこなうストレッチ方法

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↑の2枚の写真は動かしながら行うストレッチ法です。

両方とも股関節にフォーカスをあてて伸ばす動作を

行っています。

向かって左は股関節で身体を曲げていくストレッチで

ハムストがストレッチされています。

右側は膝立ちから股関節を伸ばすストレッチです。

大腿部前面や腸腰筋がストレッチされます。

両方とも意識するポイントを間違えると

腰やひざを動かすイメージがついてきます。

どの関節を伸ばすか、曲げるかそれが

ストレッチには必要です。

ただ筋肉を伸ばすだけのストレッチでは

競技前におこなっても競技パフォーマンスには

ほとんど影響がありません。今から試合や練習を

する際にどの関節を使うのか、そのことを意識して

おこなうストレッチは競技中にも自分で動きを

無意識に感じることが出来てきます。

その為にもどの関節をどのように動かすから

この筋をストレッチするという意識を

持つことが普段から必要だと思います。

明日は上半身のストレッチ方法をご紹介致します。


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asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。