奈良市のパーソナルトレーニングスタジオ、asukaジュニアアスリートクラブ、
asukaトレーニングクラブ、あすか鍼灸整骨院の野島竜一です。
トレーニング行うにはバランスのとれた内容が重要ですね。
ウェイトトレーニング、ラントレーニング、ムーブメントトレーニングなど
を行うことでウェイトで培った力を動きに活かすことができ、日常生活でも
競技でも活きてくると思います。
今日の投稿テーマは、方向転換です。
競技においてかなり重要な動作です。しかし、この方向転換は
行う方法を間違えると怪我に繋がりやすく方向転換のパフォーマンスにも影響します。
体重シフトをスムーズにするにはヒップヒンジが重要!!
競技において方向転換は試合を左右するほど重要な動きです。
素早く方向転換できなければ、目標地点の位置にたどり着けることが出来ないのです。
走る場合でも、ボールを追いかける場合でもすべて方向転換という動作が
求めらます。しかし、この方向転換の時に怪我をするのも事実です。
ではなぜ方向転換の際に怪我をするのか。それは方向転換の時が
体重が反対足方向にシフトする瞬間に片足で体重を支える状態に
陥るためです。両足で地面を踏んでいる際は安定していますが、
例え両足がついていても一方に足に体重が乗るときに今までとは
支える筋が弱くなります。これをきちんと受け止めないと関節の
代償動作や間違った筋の使い方となり怪我に繋がります。
怪我を防止し方向転換をスムーズにするには
股関節のヒップヒンジという動作が重要になってきます。
ヒップヒンジを行うことで股関節への体重シフトは各段にスムーズになります。
下半身の反対方向への体重移動はヒップヒンジという動作でしか行うことが出来ません。
股関節のスェーではなくヒンジ!!
ヒップヒンジとは
こんな感じです↑ 股関節のヒンジ運動=蝶番です。
競技においても
こんな感じで↑踏み出した足も反対方向の足もヒンジの状態が
続きます
この動作をスムーズにどんな場面でも行うことが出来れば
方向転換はスムーズになり方向転換のスピードは速まります。
しかし、実際には特にジュニア選手では股関節のヒンジではなく
膝関節のヒンジ動作のみに頼る傾向があります。確かに膝もヒンジ動作を行って
いるのですが股関節、膝両方が伴わないと大きな力発揮をすることが出来ません。
膝のヒンジしか行わない選手は股関節の可動範囲も狭くなります。
また、この膝のみのヒンジは大きな怪我の要因に繋がります。
地面を押さえるつける力が膝の周辺の筋に依存することになります。
しかし、膝周辺には方向転換のような大きな力を支え続けることは
出来ません。
また、股関節の大腿部が横方向へのスェーする動作も力の
伝達方向が正しく無いため、大腿部の外側を傷める原因になります。
しっかりとヒンジ動作を習得することで方向転換のスピードは各段に
変化します。
パフォーマンス向上と怪我を予防するもヒップでのヒンジを習得することを
お薦め致します。
方向転換やカッティングなどがうまく出来ない選手や親御様
お気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp