
お盆休みも終わり今年もあと4カ月と少しになりました。
今年はトレーニングを少し見直し様々なことを行い、やはり呼吸の意識がとても重要であると
感じております。
呼吸筋は大きく横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋があり全て身体の深部にある筋になります。
この筋を活性せずに筋トレを行うことはとても危険です。
呼吸筋を意識することで、筋トレだけでなく、走るなどの動作全てのパフォーマンス向上に
つながります。
呼吸筋を意識するといっても、具体的には呼吸そのものの意識をかえることが大切です。
まず呼吸は
鼻から吸いましょう。口からでは呼吸を沢山吸うことが出来ません。
次に呼吸を胸ではなく背中に入れるイメージで吸いましょう。
最後に息をすったら一度下腹部まで入れ込むイメージで吸い込みます。
そこから吐きます。吐くときはとくに意識はありません。吸う意識がとても大切ですが
なかなか吸うって簡単そうで難しいのです。
この吸うこと背中で行うことが出来ることで身体に酸素を沢山吸収することになります。
どのトレーニングを行うときもまずは呼吸を意識しましょう。
まずはエアーでスクワット、ベンチプレスを行い重り無しで
呼吸でバーベルをあげるイメージをつけてください。
イメージがとても大切になります。
呼吸筋は意識しないと動かせません、しかし、意識するのが呼吸のため
吸う意識をどれだけ持てるかです。肋骨が横、前に広がる感覚を掴んでください。
この肋骨の動きが呼吸筋への意識になります。
筋トレでのダイエット、健康増進でなかなか結果が出ないという御悩み少なくありません。
その大きな原因が呼吸の意識無しでトレーニングをおこなっているからなのです。
筋トレ、有酸素運動でも呼吸の意識が低いとどうしても酸素を摂取する能力が低くなります。
酸素摂取量とは=身体の姿勢安定のためのエネルギー源です。このエネルギーを
1レップごとに毎回しっかりと身体に吸収しましょう。
最初の3~5レップまではいいがその後なかなかあがらないという方は呼吸をほとんど
意識しない為、胸だけや足だけで重りをあげていることになります。これでは思うようなトレーニング効果をあげることは
出来ないのです。
筋トレに一番重要になるのは姿勢をどの重さでも維持することです。
その姿勢が崩れた瞬間身体を支える能力が低下して、筋トレを正常に出来なくなるのです。
姿勢を維持するには呼吸筋の能力をあげるしかないのです。
それがいわゆる体幹と言われています。体幹を鍛えるとは呼吸筋を鍛えることです。
様々な姿勢を維持するには呼吸なのです。
①体幹トレーニング風景
写真①のこの姿勢も本来は腕や脚の力ではないのです。呼吸筋の強さが肩関節の安定や
股関節の安定につながるのです。
是非、筋トレでもっとレベルアップを、またはダイエットをとお思いの方
呼吸筋をしっかりと強化しましょう!!
トレーナー兼コーチ野島