
奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブです。
私がジュニア世代からユース世代までをトレーニング、コンディショニングを行い感じることを
今日から定期的に連載していきたいと思います。
題名は(ジュニア世代を育成するには)
ジュニア世代とはおおよそ小学生高学年~大学生くらいまでを私の中では位置付けております。
今迄多くのクラブ、学校のチームのトレーナーとして担当させて頂きました。
またパーソナルトレーニングジムとして多くの選手をトレーニングレッスンをおこなってきました。
この中で選手を育成するには、まず様々なことがあります。それを今日から連載で定期的に投稿していきたいと思います。
コーチや監督は選手を育成して競技での活躍ということの共通点で指導をされています。
しかし、選手を育成するのに私が一番気をつけているのが
選手を観るということです。見るではなく観る。ただ見ているだけではダメなのです。
選手は正確も様々です。自分から発信できる選手いれば、そうでない選手もいます。
その為、選手一人一人を観ることが大切であると思います。自分から話せる選手もいますが
そうでない選手も沢山います。
でもみんな同じなのは見てほしい、きちんと感じて欲しいのです。
私もそうでした。なかなかコーチや監督に積極的に話せる方ではなかったので、
それを感じてもらえる指導者の方との出会いはとても嬉しいものでした。
そういう感情は何年なっても忘れません。
これは現代の選手でも同じです。きちんと観て欲しいのです。
選手が自分のことを観てくれるだけで全然違うのです。
大勢の中ではなかなか、一人一人を丁寧に観ることが難しい、その為あまり大人数での
チームでは、そういう所は指導者がきちんとフォローが出来る体勢が必要です。
よくあるのが一人で50人も観るなんて、基本難しいでしょう。
よほど時間をかけて注意しないと選手の気持ちを掴むことは簡単ではありません。
ある程度指導者も自分が観れる範囲を定める必要があるかもしれませんね。
観るとはしっかりと本人の今の状態をきちんと把握してあげることだと思うのです。
練習が出来る、出来ないとかそれは個人個人違います。特に小学生、中学生で今出来ないから
もう出来ないみたい絶対思わないで頂きたい。
人の成長なんてどの時期に成長して出来るようになるなんて誰でもわかりません。
その為、どの時期にその選手が成長するかはわからない、でもその素質は全員にあるのです。
その芽をつまないということです、選手の競技能力だけでなく、その子の性格的なもの、チームへの気持ち、
競技への気持ちを大切にして欲しいです。
私も今でも多くの選手をトレーニング指導を含めておこなっています。
その選手の目をみてまずは話を聞いてみましょう。
目は口程に物を言いいます。
まずは一人一人の選手を観ることから始めましょう。
トレーナー兼コーチ野島