奈良市ジュニアアスリート専門ジム/投手で成功するには、引く動作を覚えることで球速とコントロール向上に!!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

 

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今日は野球での投手で成功する為のトレーニングについてです。

投手では投げる動作でどうしても速く投げることを意識して押す意識が強くなります。

①股関節、肘を引く投球動作

しかし実際は押すという感覚は地面を押すだけです。

後は全て引くという意識しかありません。

身体は押すということよりも引く方が速く動くことができます。

特に背筋や殿筋を使うには引く動作がメカニズム的にも理にかなっているのです。

背筋は基本、引くことで大きな力を発揮します。又背筋は背中全体に分布してとても

大きな筋で構成されています。その為、引く動作では大きな筋が動くことになります。

又引く動作を行うことで反対側の半身は前に移動しようとします。これは胸椎と股関節の回旋動作に

よる連動運動になります。

その為、空手やボクシングでも引くことをより意識することが多いのです。

引く動作を行うことで反対側の手は勝手に前に移動するのです。しかし、逆はないのです。押すことでは反対側は後方に移動しません。

これは胸部の筋ではその動きを連動出来るほど大きな筋ではないからと骨盤、股関節に密接していないことが原因です。

 

又、股関節も引くいわゆるローテショナルスクワットと言われる運動で反対側の膝は前に出ようとします。

写真①ではそのことがわかります。右股関節を後方に引くことで、半身になりより左の上半身を前に移動しやくなっています。

又右肘を後方に引くことでより胸椎の回旋を助長している為左半身が回旋をします。

この回旋動作を行うことで前に投げるというよりも後方に引くことで勝手に前に身体が移動していることになるのです。

 

②③胸椎の回旋と肩甲骨を動かすトレーニング

 

胸椎をより柔軟に動かすには肩甲骨や肋骨の動きがとても大切になります。

特に肘の動きに注目してほしいです。肘が上方に動くことでより肩甲骨を動かすことが出来ます。

肘よりも手首がうえにくるとどうしても肩甲骨が上方に移動して胸椎が動きません。

肩甲骨を下げる為にも肘を後方に移動させる意識が必要です。

④TRXでの股関節のローテショナル動作

次に股関節の引きになります。股関節は回旋しながら後方に移動していきます。その為、

写真④のように反対側でTRXなどをもつことでより右に股関節を後方に引くことが可能になります。このように

後方に引くイメージを掴むため反対側でチューブなどをもつことをお薦めします。

とてもわかりやすく反対側の手が前に出やすくなります。

⑤左肘を引く意識での投球

写真⑤では左肘を引く意識での投球練習フォームになると無理に腕を振る感覚が違ってきます。

引くことでより反対側に上半身が先に移動して腕はかなり遅れて出てきます。

そのことでより腕の振りは速くなります。

これは伸張的に胸と股関節が引き伸ばされることで腕の振りがより速くなるのです。

このように身体の使い方を正しく覚えることで肩、肘の負担が大きく減少し安定して

投球できまた速球をなげることにつながります。

 

是非、身体の使い方、引く動作を覚えましょう。

投球が変化します。

コーチ兼トレーナー野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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