木津川市パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
最近歩行のトレーニングを行なわせて頂いております。歩行は以外と難しいという
ご意見を頂きます。まず、その理由として歩くことにそれほど意識をされておられないので
歩行の仕方がおかしい方が少なくあります。
歩行は動物の移動手段の一つです、歩行が出来るこで様々な移動距離が延びることになります。
では歩行はどのように行うのがいいのでしょうか。良く歩行をするようにと医療機関で進められる方が
多いですが歩くたびに膝が痛むというご意見もよく伺います。
歩行はある一定のルールがあります。それを習得することで、膝の痛みは改善され
1km、2km、5kmとどんどん歩くことが出来ます。
①膝は出来るだけ曲げない
②体幹姿勢を崩さない
⓷股関節に筋力アップ
この3つを正しく行うことで膝に痛みを改善し、歩行をもっと楽しむことが出来ます。
まず膝を出来るだけ曲げないというのは、膝を曲げて歩行をすることは地面を押す
床反力を貰えないため、とてもしんどい歩き方になります。
床反力を貰うことで、本来は自分の押した力分の力をもらい進むことが出来ます。
しかし床反力をもらうには膝をあげるにニーアップという動作が必要になります。
①床反力をもらうトレーニング②膝よりも足首が前に出ている歩行動作
写真①では頭上から軽い重りをもって支えています。
このとき片足で支える為に、地面をしっかりとおしておくことが必要になります。
地面を押すことで頭上にある重りを支えることが出来ます。これが床の反力をもらう動作になります。
一方、②では膝よりも足首がかなり前方にあります。この状態で歩行をする左脚をあげた瞬間身体は後方に移動することになります。
これは足裏が自分の身体よりも遠くにつくことでこの右脚の押している方向は斜め後方になるのです。これでは
地面をしっかり押すことが出来ません。その為、膝を少し上方にあげるニーアップが必要になります。
⓷ニーアップ
写真③のように膝を少しあげて股関節を曲げるようにします。このとき反対側の脚は基本
完全に伸展しています。これが歩行の基本になります。
先ほど①~⓷にあげました
②では姿勢を崩さないでと記載しました。この時に上半身が曲がったりすると
膝は完全に伸展しない為、出来るだけ股関節を使い、膝を持ち上げてそして股関節を完全に伸展
することを心がけましょう。
このように膝を伸ばす意識をもつことが出来れば、出来るだけ空中で膝を伸展することで
より地面を押すことが可能になります。
④歩行の姿勢
最後に④をみてください。肘を後方に動かして、膝は前方に動いています。
この状態でリズムよく進むことでより強い地面反力を貰うことができるのです。
股関節を動かす意識をもつことでより地面を押す力が増します。出来れば
スクワット、ランジなどで股関節を強化することをお薦めします。
膝の痛みは頻度の高い膝の曲げる時間です。膝を長時間曲げて動いていると
そのほとんどは膝上の筋肉と膝関節だけで歩行を担うことになります。
これでは膝は悲鳴をあげることになります。
出来るだけ、膝を使わないというよりも膝を曲げる意識ではなく、伸ばす意識をもつことで
膝の痛みは改善します。
膝の痛みのある方、歩行から改善していきませんか。
多くの方が歩行を変えることで膝の痛みが改善されてます。
トレーナー兼コーチ野島