奈良市 フィギュアスケートジャンプ専門ジム/ フィギュアスケートでの2回転、3回転、4回転を狙う為のトレーニング方法!!

奈良市 フィギュアスケート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

当クラブはフィギュアスケートのジャンプ動作のトレーニングを10年以上おこなっている専門のジム。

 

ここ最近では、海外選手も含め、多くのフィギュアスケートの選手がトレーニングに来られています。

初級~7級まで、また海外の選手も。

 

その中でトレーニングでおこなっているのは専門性の高いジャンプに特化しております。

アクセルジャンプ、サルコウ、トゥループなどの様々なジャンプに対応しております。

ジャンプの種類により跳び方や身体の使い方が個別に習得する必要があり、

ただ普通に跳んでいるとどうしても跳べないジャンプや苦手なジャンプが出てきます。

 

フィギュアスケートのジャンプは普通のジャンプを練習してもなかなか

実際の氷上では跳べないのが現状です。

これは、ただ高さを跳ぶだけならいいのですが、そうでなはいのです。

回転を伴い、また片足で着氷することが求められるフィギュアスケートでは

身体の動作を正しく理解して跳ぶことがとても大切。

特に、ジャンプを跳ぶときに

①軸

②右軸回転

⓷抜き足

この3つを正しく出来ることでジャンプの質が大きく変化します。

当クラブでは、ジャンプの分析を動画で行ない、どの部分がエラーが出ているかを

確認してジャンプトレーニングをおこなっています。

 

今日はまず必ずおこなってほしいドリルのご紹介です。

①股関節を使う

まずジャンプ動作で一番エラーが多いのは膝ジャンプ。

この膝の屈伸で跳ぶジャンプが非常に多いのです。しかし、これは小学生の低学年くらいでは

身長も低く体重も軽い為、このジャンプでも跳べないことがないですが、

小学生の高学年以上になるとこの膝ジャンプでは跳ぶのが限界になるのと、膝を痛めてしまい

跳ぶことが出来にくくなります。

①では股関節のヒンジと言われる動作をおこなっています。

膝ではなく股関節で地面を押す練習をまずはしっかり身につけましょう。

股関節を曲げることで、お腹の腹圧を高めた状態で臀部、ハムストなどを使い地面を

強く押すことが出来ます。

この股関節ヒンジ動作を正しく習得しましょう。

②軸回転トレーニング

フィギュアスケートでは当然、空中での姿勢の軸はとても大切です。

この軸を左右するのが、跳ぶ前の姿勢動作になります。

特にアクセルジャンプやサルコウなどの左足で地面を押しながら跳ぶジャンプでは

回転する方向と地面を押す脚が同じの為、どうしても左脚の膝の向きが重要になります。

アクセルジャンプではまだそうでもありませんが、サルコウなどは右方向に体重がかかり

左膝が右方向に移動する傾向があります。

このように左膝が右に移動するとジャンプをする際に自分の軸が少し右方向に移動したまま

ジャンプ動作に入ります。

この動作が癖になると必ず空中でバランスを崩し着地で失敗する傾向にあります。

その為写真②のように左膝が右に向かないように陸でのトレーニングが必要になります。

 

⓷抜き脚トレーニング

ジャンプ動作に入り次に着地で失敗するケースとして右脚が伸びないで着氷すると

どうしても左足の踵などが氷についてしまい、両足着地になります。これを回避するには

空中で右脚を伸ばし尚且つ、左の脚をもちあげる意識が必要です。

それが③の抜き脚トレーニングです。

実際には写真③からジャンプを行い、右脚がついたら身体を前傾させ左脚を後方に抜いていきます。

 

この抜き足が出来ないと両足着氷が増えたり、回転不足になる傾向にあります。

 

このようにドリルとしてしっかり習得する内容を今日はあげました。

この①~③が実際には出来ないと、ジャンプで2回転、3回転、4回転と回転を増えた時に

身体が対応できなくなります。

 

是非、フィギュアスケートのジャンプのまずは基礎をしっかりと習得しましょう!!

それが結果2回転、3回転の様々なジャンプを跳べる基礎になります。

コーチ兼トレーナー野島

フィギュアスケート

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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