奈良市 ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今年も3月に卒業し、新しい学校やチームでプレーする選手に是非、
動作をしっかり習得して怪我のないように競技を頑張ってほしいです。
当クラブでは高校生、中学生、小学生を対象にした野球での様々なスキルのトレーニングをおこなっております。
今日はバッティングについてです。
野球でのバッティング動作で飛距離を飛ばしたい、打率をあげたい色々ありますが
まずバッティング動作を正しい身体の使い方で行うことがとても大切です。
特に小学生、中学生で手打ちのフォームではなかなかボールにあたっても飛距離が出ないかもしれませんし、
打率にも大きく影響します。
バッティング動作をまずはしっかりと分析していきましょう。
①バッティング動作
バッティング動作で重要になるには重心と体重移動です。
この2点がぶれると、なかなか自分の思うようなバッティング動作を行うことが出来ません。
構えた位置で
②構えた位置
この②の構えた位置でまず自分の重心はセンターにあります。この重心を右に移動する訳ではありません。
あくまでも移動したのは体重です。重心位置は基本ぶれないでおきましょう。
このとき右バッターの場合では右の股関節に体重が移動して股関節のローテーションにより
力をためる姿勢になります。この時、左の膝はやや前方に移動することは必然的になります。
右の股関節はローテーションするということは左股関節は前方に回旋していきます。
このローテーションに動作を行なえないと、実質は手だけ打つ形になります。
③バッティング動作
次に右への体重をしっかり貯めた力で地面を押して反対側にシフトしてきます。
このとき、右の肘が身体から離れるとスイングの安定はなくなります。
しっかりとバットコントロールするには右の肘がとても重要になります。
右の肘をしっかりと体側から離れない意識が必要です。
④重心位置の意識
バッティング動作でスイングを安定させるには、
重心位置を変動しないことです。
体重移動と重心の位置を混合しないようにしましょう。
あくまでも自分の重心はできるだけ
一定の位置を意識します。バッティング動作ではスイングする時に脚をあげて踏み込むパターンと
擦り足のような感じでスイングをするケースが多いと思われます。
しかし、どちらにせよ一旦自分の身体が前方に移動するときに、重心の位置を変化させると
スイングするときには身体が安定しない為に変化球などに対応するのが難しくなります。
まず重心位置を一定に位置したままスイングの踏み込み動作に入る必要があります。
その為に重心位置を移動させないで身体を動かすことをトレーニングで行う必要があります。
例)ジャンプトレーニングなど。
スイング動作では、これらに体重移動と重心の位置を変化させないでスイングすることが大切になります。
特に体重移動では、左右にスウェーしないことが大切に。
まずはこの2点
①体重移動
②重心の位置
をしっかり意識しながらバッティング練習を行ないましょう!!
トレーナー兼コーチ野島