奈良市のジュニアトレーニングジムのasukaジュニアアカデミーです。
今日は怪我をしない身体づくりについてです。
特に競技における膝の怪我はどの競技にも多く、膝を痛める選手は少なくありません。
膝は競技中に起こるスポーツ傷害では腰、膝、足首ととても多い関節の一つです。
では何故スポーツにおいて膝の怪我をしてしまうのでしょうか。
①走る時に膝を中心として走るケース
②方向転換での膝での回旋をするケース
③着地の際に足裏で地面をとらえらず、膝から崩れるケース
この3つがとても多いのです。
では怪我をしないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
まず、走る、方向転換、着地のこの3つのキーワードで必要になるのか
①股関節
②足裏
③胸椎
の3つです。
特に重要になるのは、股関節の使い方です。
股関節は大きな関節の為かなり大きく回旋動作を行うことが出来ます。
また大きな力を吸収する役目や地面を強く押すことが可能な関節です。
これらは先ほどの怪我の原因ともなる部分を全て網羅できるのがこの関節の
動きと機能になります。
①②股関節の回旋動作
写真①②では股関節の動きで特に重要な内旋、外旋動作になります。
この関節は本来はこのような方向を転換する時に始動することが大切です。特に
この内外旋の時に膝の位置とつま先の位置をみてほしいです。
つま先も膝も同じ方向を向いているのがわかります。このような動作が本来は必要になります。
方向転換時に膝でこの動作を行うと膝とつま先の向きが違ってしまい膝がせん断するような
回旋動作になります。これは靭帯損傷の原因になります。
③とまる動作
ジャンプなどではスピードを止めることが必要になります。
その為には股関節のヒンジと言われる動作がとても大切になります。
この動作は股関節を後方に引くことで力の吸収を行うことが出来ます。
しかし、これを膝で行うと膝が大きく前方に飛び出してスピードを止めることになります。
これは膝の前方にある膝蓋靭帯損傷や成長期ならオスグッド病などに移行することが多いのです。
その為写真③のように止まる時に股関節を後方に引く動作が必要になります。
④⑤走り出しの股関節動作
最後に走るときの股関節動作です。本来脚は股関節の前方に位置して走ります。
その為写真④のように自分の踵が臀部の真下付近にあることが必要です。
写真⑤の野球の走塁でも同じように踵が臀部の下方を通っています。
このように膝は前方にありしかし、踵は臀部の真下にあることで
地面を斜め後方に押す力となります。
しかし、これが膝が下方向をむき踵が臀部より遠くに離れる走り方になると
地面を押すというよりかくという感じになり膝の太もも前面に大きな負担となり
膝の痛みにつながります。
出来るだけ動作を改善することで膝の痛みを予防できます。
膝のスポーツ傷害で御悩みの親御さま気軽にお問い合わせください。
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