ジュニアトレーニング、サッカーでの切り返し動さについてです。
サッカーでは切り返し動さが試合中頻繁におきます。
特にサッカーでは切り返し動さが速く動けることはかなり優位に試合の展開をはかれます。
しかし、この切り返し動作ではほとんどの子供さんが間違った動作で動いていることが多いのです。
これは重心に問題があります。
体重をかける時に重心までもが、片足にかかってしまうと、体重移動が大きくなり結果
速く切り返せなくなります。
これが速く走るけど左右の動きが遅い、切り返し動作が遅いという結果になります。
①重心位置が安定しているケース
重心はどのような体勢になっても身体の中心にあることが理想です。
写真①では切り返し動作の時に、自分の重心は右にも左にも大きく移動せずに
動き出しています。これが切り返すときの動きです。
切り返す時に、身体が片足に全て乗った状態で動くことはとても危険です。
出来るだけ速く動くには、自分の身体、特に体幹部分で地面を進行方向と反対に押す。これが
写真①では出来ています。足は左方向を押していますが身体は逆に反対方向に少し傾斜して
動いています。これで重心のバランスを保っています。
ボディバランスのいい選手は自分の体重移動を体幹で行います。決して脚ではありません。
脚で動かすと逆に体重がのり過ぎたり、のっていない状態で動く為に切り返し動作が遅くなります。
重心移動で左右、前後の動きは本来行うのです、脚をあげることではありません。
それではサッカーの試合中、後半脚が動かなくなってきます。
それほど体幹部分の移動は身体の負担自身も少なくする移動方法になります。
この切り返し動作を速くするには、重心位置を変えずに地面を押すことが重要です。
② シャッフル動作
写真②ではシャッフルと言われる動作です。
この動作では、シャッフルと言われる動きを行います。ここで必要になるのは、
地面を押す方向性です。重心位置が動いてのステップでの切り返しではなく、自分の重心位置は
進行方向にむきながら地面を押していきます。そうすことで自分の重心は左右に大きく動くことが
なくなります。
写真②では横方向の動きを行います。しかし、ここで行うのはまず、重心位置を変えずに進行方向の
逆をおして進むというトレーニングです。この動作が出来ることで地面を自分の重心位置から鉛直方向に
押すことで切り返し動作で素早く左右に進むことが出来ます。
これは普段、小学生~中学生でもなかなか出来ていないケースが多く、その為縦のスピードは速いが
横のスピードは遅いという現象がおきます。
これは重心に進行方向と逆方向に強くかかると進むのが遅くなります。
このシャフルトレーニングでまずは自分の重心を変えずに左右に進むトレーニングをしましょう。
片足で支えるトレーニング写真③(重心は真ん中です)
また横方向に移動して写真③のように片足で止まるトレーニングを行います。
この時に重心が片足に強くかかると倒れることになります。
これがサッカーの切り返しの時にスピードに大きく影響するのです。
是非、重心位置を変化させずに切り返すトレーニングをしてみませんか。
横方向の動きのスピードが大きく変わります。
サッカーで横方向に動きで申す少し速く動けるのでとお思いの親御様、
気軽にお問い合わせください。
asuka-junior.com
トレーナー兼コーチ 野島