ジュニアアスリートの怪我を予防するサッカー編

スポーツ障害、競技力向上の為のブログ asuka club ブログ

奈良市のスポーツ障害専門、体幹トレーニング専門

スタジオのあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの

野島竜一です。

パーソナルトレーニングにて日々スポーツ障害からのリハビリ

競技力向上のトレーニングを専門で行う奈良市唯一の施設です。

A track and field athlete jumps over yellow hurdles before he runs over orange cones, all on a green turf field

最近、段々暑さも和らぎ過ごしやすい季節になっています。

しかし、温度差が昼と夜あるので体調管理が必要な季節ですね。

運動会、文化祭なども盛りだくさんですね。

 

今日の投稿テーマは

ジュニア競技のサッカーの障害予防についてです。

サッカーでやはり多いのは小学生~中学生では膝の痛み、

足関節の捻挫です。

高校生~大学生になると肉離れ等も多くなります。

今日は膝、足首について障害の予防方法です。

膝はサッカーという競技では急激なストップ動作や

方向転換が求められます。

この急激にスピードを落とす際に膝ですべてを吸収

していると膝の痛みは必ずといって発症します。

また、方向転換では膝のみが左右に動いて相手の

動きに合わせているとこれもまた膝に大きな力が

発症します。これらはすべて膝を中心とした動き

による痛みです。

しかし、本来の膝はそれほどの大きな力に支えれる関節か

どうかといいますと。膝はそれほど大きな力を支えることは

難しい関節と言わざるを得ません。

膝の関節を構成するのは大腿部の前、後、横、下腿部の一部の

筋です。しかし、膝は曲がる、伸びることしか本来の動きには

ありません。ですねで捻るような動作はほとんど皆無に等しい。

逆に止まるときには下半身で一番安定して力を発揮できる

関節や筋でないと”スピード+自分の体重”を支えるには

膝ではなく臀部、股関節が一番適していると思われます。

この部分を使うことで膝への負担をかなり軽減することが

できます。

img_1794

上記の写真は前方でスピードを落とす練習方法の

一つです。

しっかりと臀部でスピードを止めることで

膝への大きな力を軽減します。

また、このあとの加速の際にも大きな力を生みだしやすく

なります。

子供さんで膝が痛い場合はほとんどが走って止まる

際につま先から踏み出すような形になりがちです。

しっかりとお尻を使うことが出来れば膝の痛みは

必ず軽減します。

足の捻挫はしっかりと地面を踏む動作で変化します。

足首の捻挫は足首の柔軟性、強度にも問題がありますが

それよりも足の裏で地面をしっかりと踏むことが出来ているか。

ここが大きく影響するように思われます。

特に、現在ではサッカーは人工芝が多く最初から硬いグラウンド

で練習をおこなう為踏まなくも地面からの反発をもらう

ことができます。

しかし、このことが捻挫に繋がる原因にもなります。

柔らかい土ならしっかりと地面を踏む動作が求められ

自然と地面を踏むにはお尻から足の裏にといった

ルーとが出来るのですが、硬いグラウンドの場合は

そのルートがなくても動くことが可能です。

image2

方向転換やサイドへの移動の場合は特に足首に

大きな力がかかります。

上記の写真のように臀部でしっかりと地面をまず

踏んで方向転換やサイド方向へ移動することが出来れば

足首への負担を減らし足首の横方向の動きを制御することが

できます。捻挫は基本横方向や斜め方向でおきます。

横方向への過度な力を抑えないと足首は捻挫します。

その為には”地面を踏む感覚”が重要です。

膝、足首の怪我に共通する部分だと思います。

膝、足首を頻繁に怪我、痛みがあるお子さま、親御さま

気軽にご相談ください。

asuka-sports.com

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0742-22-0120

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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