ジュニアトレーニング、剣道の上達トレーニング、踏む込みを速くするには
体幹力を強化することがとても重要になります。
特に、踏み込みの時、竹刀を振り上げて踏み込む時に速く移動するには、
足だけで動くことはとても身体の力を使う部分が少なくなります。
剣道での踏み込む時にいかに自分の意図で踏み込めるか。そして速く踏み込めるか。
しかし、自分が飛び出して踏み込む際に、いかに自分の身体をコントロールできるかはとても
重要です。特に剣道は竹刀をもって振り上げる必要があります。その為、竹刀を腕で振る意識が
強いとその分スピードは低下します。
これは末端に強い力をいれると体幹部分への意識が弱まり結果速く動くことはできにくくなります。
しかし、竹刀をあまり強く握る意識が強すぎると意外と振るスピードが遅く
試合では思うような打ち込みが出来ないことも少なくありません。
それは竹刀を振るには腕→肩→胸椎などの動きが正常に動くことが重要になります。
胸椎はとても大きな関節です、これらを動かすには胸部の筋だけでなく腹部、背部にある筋群が活動的に
なる必要性があります。
まず、この体幹を意識することが結果素早く踏み込むことに繋がります。
①剣道での試合
剣道では面が上を向いてしまうと相手を打つときに不利になります。それは自分の顔が後方に移動する
ということは腕の長さが前方に押し出すことができません。
しっかり体幹で自分の頸部を安定させ、面が後方に移動しないようにすることが大切です。
②脇を閉めるトレーニング
写真②は自分で前胸筋を意識して脇をしめるトレーニング風景です。
この時胸椎も上方にあがることがわかります。
脇をしめることは剣道だけでなく様々な競技でも共通です。ゴルフや野球でも。
これは脇にあるある筋肉の作用が大きなカギになります。前鋸筋と言われる筋は
肩甲骨を安定させる筋です。
この筋が安定すると肩が上方にあがることを防ぎます、また体幹部にある腹横筋や外腹斜筋、内腹斜筋にも
連動しており、体幹部分の安定に大きな意味を持ちます。
これが剣道でも竹刀を振って踏み込むときに自分の姿勢が安定し素早い振りにつながるのです。
しかし、この筋はなかなか普段は使ってそうでつかっていない筋です。
特に竹刀を振り上げることが多いと肩が上方にあがり、胸椎が下がる剣士が少なくありません。
そうすると竹刀を振る時に先ほどの写真のように面が上方にあがる場合が増えるのです。
剣道で速く踏み込むには体幹部分の強化をはかることで踏み込みが一段階違ってくると
おもいます。
是非、体幹強化で剣道でのレベルを一段階あげてみましょう。
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トレーナー兼コーチ 野島