今日は冬場なかなか夏場では出来ないトレーニングなどを踏まえて小学生が
速く走る為のトレーニングについてです。
小学生で速く走る50m~100m、または1kmなど、様々な距離を測定します。この時期なら
マラソンなどかな。
今日は50mをいかに速く走れるかです。特に小学生では学校の運動会、競技で走る機会などが
多いのが現状です。足は速い方が子供は面白いですよね。
面白くなるには、毎日2時間も練習? これでは面白くありませんね。
毎日10分でいいです。練習することで脚は速くなります。しかし、ここにはコツがあります。
コツとは身体の使い方が重要になります。
がむしゃらにただ走ってもなかなか足は速くなりません。それが才能とかと言われてしまいますが、
才能で走れるのは、小学生までですよ、中学、高校になると才能いわゆる自分の身体能力だけでは
越えられない壁がきます。これを超えるのが動作を覚えることです。
これを小学生から行うことでいくつになっても速く走り続けることができるのです。
当クラブでは多くの子供さんのトレーニングを行い結果、小学生ですこしづつ速くなり
高校生でとんでもなく速くなっていく選手を数多くみました。逆に小学生で速く
才能だけで走ると中学生から高校生にかけてスピードがあがらない選手もみてきました。
ですので才能ではなく走ることは身体の使い方がとても重要とコツコツ練習する、それも
楽しく練習しましょう。
何時間も行う練習は面白くありませんから。特に小学生では面白く速く走れるトレーニングが
求められると思います。
では、速く走る為に小学生で行うトレーニングをご紹介します。
まずは体幹の軸を安定させることがとても重要です。その為に行うのがつま先立ちでの
維持です。
①つま先立ちトレーニング
つま先立ちで写真①のようにたち続けるには、軸を安定させる必要があります。この時
腹部、背部をしっかりと引き伸ばしお腹に少し力をいれましょう。この状態で
腰を反らないで立ちづつけましょう。10秒程度。
この10秒を何回しても立ち続けることが重要です。そうすることで身体の体幹を鍛えることが
出来ます。
次に腕スイングです。腕をふるというより上半身を振る!
②③上半身トレーニング その2
腕を振るとどうしても、腕が前方にいくイメージがあります。それでも
問題ないのですが、より速く走るには腕というより手の指先の位置が重要です。
速く走るには進行方向に向かい指先を向けることが重要です。
その為にも写真②③のような天井、床方向に指先を向けていくことが重要です。
当然走る時は身体が傾斜するので身体の傾きと指、腕の位置も変化します。
最後は臀部で地面を押す。特に足裏で。足裏は
④足裏トレーニング
足裏は走る時は実際には足裏の全体ではなく、踵は基本浮いています。足裏の真ん中より
少し前方方向に足裏で押すポイントがあります。このポイントで地面を押すと速く走る為の
身体の力が地面に伝わります。
この3つを練習しましょう。
それほど難しくはありませんが、しっかりと練習をすることで
速く走ることは可能になります。
小学生では動作を習得していきましょう。それを自分のものにすれば
いずれ身体が大きくなっても速く走り続けることが出来ます。
速く走りたい、競技で速く走りたいと御考えの方気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ野島