ジュニアトレーニング、足が速くなる為のトレーニングです。
スタートダッシュは競技においての動作スキルとしてはとても重要です。
特に、野球、サッカー、陸上、アメフト、ラグビー、ハンドボールなど。
競技でスタートが速いかどうかでは自分のポジションにも大きな影響をあたえます。
しかし、球技系のスポーツでは陸上とは少し違います。
陸上は基本静止した状態からのスタートです。
しかし、球技系は動きながらのスタートするケースが多いのです。
しかし、原理原則はそれほど大きな変化はありませんが陸上の場合、ほとんどが
クラウチングスタートでは両手を地面につく必要がある為
少し動きは違いますが、基本は同じです。
今日は陸上でも球技系でも使える速く走る為の動作トレーニングについてです。
スタートで速く走るには、まず上半身の特に胸の部分の可動域が重要です。
この動きが出来ることで最初の5mの速さは断然かわります。
①スタート
スタートの時に腕を前方に振りますが、それと同時に胸部が前方に飛び出す形が
重要です。腕だけで前方に進むと肘から下のスイングになり前方へ大きく移動することが出来なくなります。
胸が前方に出ることで腕のスイングはより速く出ることになります。
②胸の動きと腕の連動
胸椎部分が前方に出ることで腕はそれに連動して前方に出ます。
この胸椎部分をうまく使うことで腕のスイングをより大きくすることが可能です。
また胸椎が前方に出ることで骨盤反対側の骨盤も前に出ることが出来ます。
これは身体は上半身ー下半身が連動して動く為に、胸椎と股関節が同時に動いていきます。
当然、胸椎が出ることで股関節の動きもスムーズに動くことになります。
これが連動動作と言われ、機能的な動作になります。
スタートの時は特にその動きが重要になります。
連動で動くことで末端に大きな力をかけずに動くことが出来ます。
スタートダッシュは一番動き出す根幹です、大きなエネルギーが必要になります。
その為、スタートで大きな力を発揮するには、身体の連動動作をより正しくすることで
スタートでの動きが速くなります。
競技でスタートする時に足裏は地面に接地しています。特に両足が。
しかし上半身はどうでしょうか、フリーになっています。この状態で一番先に動かせる部分は上半身に
なります。いかに上半身を使ってスタートをきれるか、これが動き出す時にはとても重要です。
動き出す時に上半身特に体幹部分の肋骨から動き出すことができると自然に足は前方に出ます。
しかし、肋骨部分が前方に出ないで腕だけが出た場合、脚は前方に出にくい状態になります。
是非、上半身の体幹部分から動きだすことを意識してトレーニングをしましょう。
肋骨の動きが変わることで腕は自然に前に出ます、しかし、腕だけを振ろう振ろうとしても
体幹部分の意識を高めないとスタートは速くなりません。
是非、肋骨の動きを意識してトレーニングしてみてください。
速く走りたい、速く動きたいとお思いの親御様、お問い合わせください。
随時体験しております。
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トレーナー兼コーチ野島