ジュニアトレーニング、高くジャンプするには股関節と足首の使い方を変えよう!!

今日の投稿はジャンプを高くするトレーニングについてです。

お子さまの競技でバスケットボールやハンドボール、バレーボールなどで高く跳ぶには

上半身の使い方が重要であることは以前も記載しました。

 

今日はいかに股関節と足首が使えるかということについてです。

股関節と足首をどれだけしっかりと使えるかが鍵になります。

競技中にジャンプするときには前方向のスピ-ドを減速してその減速したスピードを

今度は上方向に結び付ける必要があります。

 

①ジャンプまでの動き

 

写真①でもわかりますようにジャンプするには一度スピードを止める必要があります。

このスピードを止めるには股関節と足首がとても重要です。

特に膝を大きく動かす選手は高く跳ぶことが出来ません。

膝で吸収するとその力を上方向に結びつけるエネルギー源がありません。

膝はそのような大きな力を発揮には向いていないのです。

特に足首は重要です。

 

足首には、感覚をつかさどる受容器が多く含まれるために、しっかりと足裏の感覚を

意識することは重要です。

足首を強化することで地面からの反発をもらいしっかりと床反発力を高めることで

ジャンプ力の強化の一つです。

 

次に股関節ですが、股関節をどれだけ使えるか。

これは股関節でのヒンジ動作がジャンプ力を大きく強化することになります。

これはウエイトリフティングなどの競技を見てもらってもわかるように、

股関節伸展の力は関節で一番大きなパワー発揮の部分とも言えます。

このパワー発揮を行う為にも股関節の曲げる、伸ばす能力を強化しましょう。

 

②③ 股関節を素早く引くトレーニング

写真②③ではつま先の状態から素早く股関節を引くトレーニングです。

このトレーニングでは、出来るだけ膝ではなく股関節を速く引く意識

します。又足首、特に足裏の意識も重要です。足裏意識することで

出来るだけ足首を固定して足首背屈する意識を高めます。

 

これが止まる時にしっかりと空中で足首を固める動作が出来ないと

地面に接地してから足首を動かすことは固定することは現実的に難しくなります。

空中での意識が重要です。

④⑤足裏足首のトレーニング

写真④⑤では空中で足首をしっかりと固めておいてその後着地の時に

そのまま足首を固定するトレーニングです。このように、地面に着地して

次の動作に移行する時に、自分の身体のどの部分で地面を押すか。

股関節と足裏なのです。

 

この意識を高めましょう。

そうすることで、走りながらジャンプする時にもしっかりと上方向に

自分の力を伝えることが出来ます。

是非、ジャンプ力向上のトレーニングしっかりと行って競技に活かしましょう。

 

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トレーナー兼コーチ 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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