ジュニアトレーニング、サッカーでのディフェンスに必要なパドリングとリニアバック!!

今日の投稿はサッカーでのディフェンスに必要なパドリングとリニアバックについてです。

実際はリニアバック→ホバリング→ヒップスクエア→パドリングになります。

この4つの動作を正確に行うことでディフェンス能力は大きく変化します。

 

今日お話する内容はカタカナばかりで難しく感じますが今日は

出来るだけ嚙み砕いてご説明していきたいと思います。

①リニアバック

①リニアバック

競技で特にサッカー、ラグビー、バスケットボールなどでは、止まる動作は

とても重要になります。スピードがついた状態から止まることが出来ないとディフェンスに

入る時に身体が流れてしまい、自分の思うような姿勢を維持することが出来ません。

その為に重要になるのが、写真①のリニアバックと言われる姿勢です。身体を前傾して自分の頭よりも

脚が前方に来てつま先をしっかりとあげて、踵の方から着地していきます。

この動作では進行方向の反対側に体重をかけることで自分のスピードをコントロールします。

 

②ホバリング

ホバリングとはリニアバック後に一瞬身体を静止します。

この後の動作に入る前に一度自分の姿勢をリニアバックで後方にかけていた体重を

パワーポジションに戻し前方に動ける体勢にするのです。この体勢をつくることで

ドリブルやパス、ステップに対応できるように準備をします。

写真②では黄色のユニフォームの選手の踵がついて一旦ホバリングをしている所です。

③ヒップスクエア

ヒップスクエアとは相手に向かって自分の股関節を真っすぐにしておくことです。

相手の動きに素早く対応するには股関節部分と腰が正面を向いていることが

条件になります。この角度が崩れて正面から外れるとその外れた方向に相手に抜かれる

ことになります。写真③ではバスケットボールの場面ですが同じようにヒップスクエアを

守備側が行っている所です。

 

④最後にパドリング(ジョッキング)です。

④パドリング

パドリングとは今までの動作の最後です。ヒップスクエアを維持して踵をあげて足裏の真ん中付近で

脚をバタバタして動かします。これは静止してしまうと相手の動きに即座に対応することが

難しくなります。相手の動きに素早く対応するには、足を動かしいつでも両サイドに動けるようにする必要が

あります。これがパドリングやジョッキングを言われる動作です。

写真④では踵をつかずにおこなっている場面です。

 

この4つの動作が正確に行うことで簡単に相手に抜かれることはありません。

しかし、これには一つ一つ練習をする必要があります。

明日から2回に分けて、ご説明していきたいと

思います。

明日はリニアバックとホバリングをヒップスクエアまでを

行います。

サッカーのディフェンス能力向上でお悩みの親御様、気軽にお問い合わせください。

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トレーナー兼コーチ 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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