子供運動教室、バスケットボールでの競技力向上に必要なトレーニング、パワーポジションを極める!!

今日は夏休み企画です。競技力に必要なトレーニング、

バスケットボール編。オリンピックでは女子が準優勝と凄かったですね。

おめでとうございます!

 

バスケットボールでは足の速さ、ジャンプ力は当然重要です。しかし、更に

重要になるのが、DFの時のパワーポジションと言われる動作が重要になります。

この動作がスムーズに出来ることは守る時にとても有効になります。

 

バスケットボールでは、急激にとまる動作や方向転換を頻繁に行います。

この動作を可能にするのが止まる動作です。特に止まった最後はパワーポジションになっている

ことが理想です。

このパワーポジションとは左右の脚に体重が均等にのせておくことが重要です。

片足に体重をすべてのせてしまうと、相手の攻撃に対応できなくなります。

特に、素早い動きでは体重を片足にのせた瞬間に切り替えされると簡単に抜かれてしまいます。

①パワーポジションでの構え

写真①ではパワーポジションで構えています。

この構えをどれだけ正確に行えるか。そして相手よりも自分の重心位置が低いかです。

相手よりも重心の位置が高いと素早く地面を押す力が少なく相手についていくことは

かなり難しくなります。その為にも足のスタンスなども工夫がいります。

 

②パワーポジショントレーニング

写真②ではパワーポジショントレーニングの風景です。

このトレーニングでは股関節を正しく使い背中が曲がらないように

フラットな状態で前方に進みます。パワーポジションで重要になるのも

この背部は一直線で股関節をしっかりと曲げる意識です。

この股関節が曲がらないとパワーポジションを行うことは出来ません。

 

また、足首の角度も重要です。パワーポジションは静止していますが、

すぐに動けるもっともベストな位置のことを言います。

ある程度足首の角度があることで、前方やサイドに動くことが可能になります。

③④パワーポジションでの足首の角度

パワーポジションでは写真③④のような足首の角度が重要です。

足首に角度をつけることでこの後すぐにスタートをすることが出来ます。しかし、足首に角度がつかず

脛骨は後方に倒れるとストップしたままで次の動作に進めません。

この辺りがこのポジションの難しい所です。

ブレーキをかけて止まりますが、その後すぐに動ける体制のパワーポジションにしておくことが

肝心になります。

パワーポジションを可能にするには、足裏の3点で支えている意識がとても重要です。

足裏での3点支持が出来ないと現実には綺麗なパワーポジションは出来ません。

足裏の感覚は競技ではとても重要です。自分の地面を押す位置を把握することで

パワーポジションを可能にすることになります。

このパワーポジションをしっかりと自分のものにすることで、

動きに大きな変化が現れます。当クラブでもそうですが、このポジションは基本的な

姿勢です。この姿勢が正しくとれないと試合で自分の動くスピードが少しづつ遅れることに

なります。

逆にこのポジショニングをスムーズに出来ることで、相手の動きに対応することが出来ます。

是非、この夏パワーポジションの練習を行いましょう。

競技力向上トレーニング、運動レベル向上の事でお悩みの親御様、

気軽にお問い合わせください。

 

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asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

 

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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