ジュニアトレーニング、剣道編。 速く遠くに打ち込むには、股関節のヒンジ動作が重要に!!

今日の投稿は、ジュニアトレーニング剣道編です。

剣道では素早く打ち込む一瞬で勝敗が決することがあります。

この素早く打ち込むには、どれだけ速く遠くに動けるかが鍵になります。特に

素早く遠くに打つには、どれだけ腕を速く振るかではなく、股関節を使えるかがポイントになります。

 

ジャンプ動作では、どれだけ素早くしゃがむ行動が出来るかが遠くに跳べるかに繋がります。

これは筋活動の収縮で速くしゃがむことで、筋が大きく伸張されて結果小さな力で大きな出力を発揮する

ことになります。

 

これを剣道にも応用することが出来ます。剣道では踏み込み時に、なかなか股関節を使う

ジュニア選手は少ないのです。どちらかというと、股関節ではなく、膝をまげて伸ばす動作で

動いています。しかし、膝の収縮では大きな力を発揮することが出来ません、

一番大きな出力を発揮するのが股関節になるのです。

 

①②股関節をより速く曲げるトレーニング

写真①②では股関節を出来るだけ速く曲げるトレーニングを行っています。

このトレーニングでは、股関節を出来るだけ速く曲げることで次の動作スピードが大きく変化します。

特に、後方からチューブを引くことでより股関節を曲げる速度が増します。

 

このような股関節を速く曲げることで踏みこむスピードとと、竹刀の振りこむスピードも

大きく変化します。

先ほども述べましたが、速く振って遠くまで届かせる、これは剣道では理想です。

しかし、速くふると思うとどうしても腕に力が入り逆に力んでフォームも小さく

振る速度や届く位置も狭くなります。

これは身体の連動動作です。

股関節をより速く動かすことで上半身はその力が伝わり身体全体の動くスピードも速くなります。

 

③④ 股関節を使っての打ち込みシーン

写真③④は

股関節を使って振りこんでいる所です。

股関節の使い方で身体がかなり多くまで動いているのがわかると思います。

是非、股関節を使って特に速く曲げることを意識して動いてみてください。

 

剣道で、速く遠くに動くには股関節を曲げることを出来るだけ速く

それもパワーポジションまででをイメージすることが重要だと思います。

 

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トレーナー兼コーチ 野島竜一

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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