今日の投稿は下半身ダイエットについてです。
今日はトレーニングでももっともポピュラーなスクワットについてです。
通常のスクワットは
①ローバースクワット
写真①のようなスクワットはローバースクワットといい、身体が
前傾しバーの位置も肩の下方で持ちながら行います。
しかし、このスクワットでは、股関節の屈曲が不十分なため、殿筋、ハムスト、内転筋
への刺激はそれほど大きなものではない為に、下半身に効かせる意味では効果は薄れます。
この写真でも自分の臀部が膝よりも上方にあるのがわかります。
②オーバーヘッドスクワット
写真②ではハイバースクワットではありませんが、股関節の角度はみてください。
臀部が膝よりも下方にあることがわかります。
この姿勢で行うことこそが、下半身により大きな負荷をかけることになります。
ハイバースクワットでは、この下半身と上半身の使い方を基本に行います。
上半身も基本は前傾せず、真っすぐを維持したまま行います。
上半身を真っすぐにすることで背部、殿筋、ハムストの後方の筋群を意識することが
可能になります。
③ハイバースクワット
写真③をみてください。あきらかに写真①とはちがいます。
膝よりも臀部が下方にあります。このスクワットでは出来るだけバーベルが足の真ん中付近を通って
上方にあがります。バーベルを出来るだけ移動ささずに真上にあがることが
臀部、背筋、ハムスト、内転筋を活性化することになります。
トレーニングの負荷設定としましては、まずは軽い10k、15k、20kgから行うことを
お薦めします。軽い負荷でも可動域が多きい為に、効果はあります。
④効果が薄いスクワット
写真④では完全に見えませんが、あきらかに膝よりかなり上方の部分で股関節がと止まって
います。このスクワットでトレーニングをおこなっても得られるものは、満足感だけに
なります。トレーニングとしての効果には疑問があります。
関節の可動域をフル活動することで筋肉の伸びちぢみが行われます。
中途半端な可動域では、ほとんど効果はなく、トレーニングをおこなったという自己満足感
しかありません。
トレーニングは、どれだけ関節可動域内で行うか、効率のいいトレーニングを行うかです。
例え重量の重い100kgでスクワットをしても、この写真④のフォームでは下半身を
強化、引き締めることは難しいと思います。
是非、下半身の引きしめ、強化にはハイバースクワットをお薦めします。
ダイエット、身体の引き締めでお悩みの方、気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島