今日の投稿はサッカーでのステップやターンオーバーなどの時の
動作についてです。
サッカーにおいて切り返し動作はとても多くなります。
この中で特に重要になるのがステップや切り返し動作の時の足首の使い方です。
足首が底屈位になった状態でステップ動作に入ると地面の反発をもらうことで
次への動作が大きく変わります。
しかし、多くの選手はつま先が下がった状態で地面を押すために力が地面に
吸収されることになり大きな反発をもらうことが出来なくなります。
①つま先は背屈位でのボールコントロール
はしりながらステップ動作を行う時に、写真①のようにつま先があがり
足首が90度になっていると次への動作の時に反発をもらうことが出来ます。
②足首が底屈位の時
③足首が背屈位の時
写真②③では踏み込んだ時の反発は大きくかわります。この足首の背屈能力が
ステップやターンオーバーの時の大きな影響を与えることになります。
高速でステップではこの足首の背屈が次の動作のスピードにも
大きく変わる事になります。
④足首のトレーニング
足首を固めるにはトレーニングも不可欠です。
外国の選手はこの背屈能力がとても高いと言われています。
しかし、地面の硬い所での生活ではどうしても背屈をせずとも
動くことが出来る為に、子供の時期から背屈能力が低下することが
多いのです。
よく転ぶ、つまずく、走る時バランスが悪いなどは足首の背屈動作が脆弱な
ことも大きな要因となります。
写真④では両足の足首の背屈を意識するトレーニングです。
前後の脚を開き足首を意識すること両足の踵が浮いてきます。
しかし、足首の角度には変化はありません。
指先も出来るだけパーにして指先は常にあげておきます。
この角度を保つトレーニングをすることでサッカーでのステップやターンオーバーでの
足首の動きが変化していきます。
ステップは出来るだけ速く方向転換することが鍵です。
そのためには、足首の角度を一定にすることが重要になります。
なかなか速く横方向へ移動できない、前にすぐに動けないなどで
お悩みの親御様、選手の方気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島