子供さんの足が速くなる方法、今日は腕の振りです。
腕の振りはバランスをとるだけでなく、上半身の引く動作が大きく関連します。
また、腕をしっかりと振ることで、体重を出来るだけ足にかからないようにします。
腕を速く降ることで自分の体重が地面にかかるときの重さを少しでも軽減することが出来ます。
実際に体重計で両腕を出来るだけ素早く引きあげることで体重計の目盛りが軽くなります。
① 肘の位置
腕を振る際には腕の特に肘の部分の高さが写真①では肘が肩の高さまできています。
このように肘の高さが肩のあたりまできています。
この高さが理想です。 肘の位置が何故、この高さがベストかといいますと、
肘の位置が低いことは前回でもお話しました胸椎の回旋動作が不十分になります。
また、後方に引くという動作で反対方向の股関節を伸展しやすくなります。
この現象を行うには、肘の高さが重要になります。
肘の高さが高いことが現実には、前方に身体を推進する力になります。
走る時に腕を振るにはまた、肘の角度が写真①のように
100~120度くらいが理想だと思います。
肘を伸ばして走ると腕が戻るまでに時間がかかるために
腕を振る動作と股関節の曲げ伸ばしの時間が間に合わなくなります。
特に大人の選手で肩、背筋が非常に発達している選手の場合、肘を伸ばして
走っても速い選手もいますが、これは筋力がかなり強くないと子供さんでは難しいと思います。
出来れば肘を曲げて肩と胸椎を視点にして走ることをお薦めします。
腕の振りが出来るだけ速く振ることで足の回転速度も連動して動きます。
腕の振りの練習ではまずは
胸椎部分から回旋するトレーニングをお薦めします。
写真②胸椎肩関節の回旋動作
腕の振りのトレーニングでは写真②のような腕、肩、胸椎を連動して回旋して頂く
トレーニングが重要になります。
腕の振りだけでなく、肩、胸椎の回旋をしっかりと行うことで
腕の振りは速くなります。
実際には腕だけでなく、胸椎、肩関節と腕の連動で動いております。
是非、腕を振る際には肘の位置や肘の角度にも意識しておこなってみてください。
子供さんで足が速くなりたい、もっと速く走りたいとお考えの親御様
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トレーナー兼コーチ野島