サッカーの選手権も大詰め。各地区で代表校が決まっていますね。
当クラブにも多くのサッカー選手が各世代ごとにトレーニングを
行っておられています。そのなかでもお問い合わせやご要望が多いのは
フィジカルの強さについて。
よく試合中に相手と接触してこける。
ドリブルで相手にマークされてすぐに体勢が崩れる
接触した際に当たり負けする。
このようなご意見が少なくありません。
小学生での筋トレは必要ありませんが身体の使い方が重要です。
しかし、中学生になると2年生辺りからは軽い負荷での筋トレを
行うことが必要があると思われます。
中学生からの筋トレ方法。当たり負けない身体づくりの根幹を!
先ほども記載しましたが、小学生の間は特に筋トレは自重のみで問題ないと
思います。それよりも身体の使い方をしっかり覚えることが今後の為にも
重要だと思います。
しかし、中学生に入るとフィジカル面での強化は大会を見えばわかりますように
必須です。
今年も全中のサッカーの大会にトレーナーとして埼玉の学校のトレーナーとして
活動させて頂きました。
やはり感じるのはフィジカル面の強いチームは目につきます。
中学生2年生以上になるとスピード、体格ともに高校生にひけをとらない選手は
少なくありません。当然接近戦でのボールの奪い合いはフィジカル面の強いチームが
優位にたちます。しかし、このフィジカルが体格ではなく身体のどの部分で
相手とのコンタクトプレーに入るか。そのためにはどのような部分を強化すべきかが
重要になります。実際体格差で劣っていても身体の使い方やどの部分でボールを奪うかキープするかを
知っているチームは強いのが現状です。
股関節強化と足関節の強化、そして胸椎の回旋能力を強化する筋トレが重要になります。
股関節は臀部の筋がすべてといっていいくらい殿筋を強化しましょう。
①チューブヒンジ
チューブで負荷をかけたヒップヒンジトレーニング。チューブの負荷レベルを変えることで
筋トレ効果になります。
②③バイパーを使ったトレーニング
写真④⑤では負荷をかけて実際に臀部で受け止めるトレーニング。
4~8kgの重さで行います。
④足首関節強化トレーニング
片足でのスクワットを行い足首の強化をはかります。
実際には片手に重りをもって行います。
⑤背筋強化のバトルロープ
背筋を強化する為のバトルロープトレーニング
重さ8kgのロープを振ることで背筋を強化できます。
上記のようなトレーニングで出来るだけ軽度ですが負荷をかけながら
トレーニングを行います。
しかし、このトレーニングでは出来るだけ身体全身を使いながら行えるような筋トレが
有効です。
筋トレは中学生で負荷を掛けすぎたり、単純な動作の繰り返しのトレーニングではなく
様々な動作の中で負荷をかけることが実際の競技でもいきてきます。
実際のサッカーの試合ではとても激しいアタックが待っています。
しかし、その動きに耐えるにはバランスをとりながら負荷をかけたトレーニングが
重要だと思います。
筋トレの仕方は様々です。今日の紹介したなかでも負荷をどの程度に設定するかは
選手の体調や能力にもよりますが、軽い負荷で行うことは抵抗に耐えれる身体づくりに
なります。
是非、筋トレをすこしづつ行い強化をはかり強いコンタクトに負けない選手にしてみませんか。
サッカーで筋トレで何をすればいいのかわからない、
コンタクトプレーを強くなりたいとお考えの親御様気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島