足の母指球の痛みは種子骨障害かもしれません、早期対策で完治します。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

ウェイトリフティング専門トレーニング施設の

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今日の投稿は

お子様の競技での足の母指球の痛みは種子骨障害かもしれません。

 

足の裏の母指球部分が痛いというサッカー選手や

陸上選手が年に数人来られます。

特に、ステップ動作や足の速い選手に多くみられる傾向と

爪先で走るスピードを止める選手に見られます。

母指球とは親指より下で地面を踏む際に一番踏める部分です。

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図①

母指球の部分には図①のように、長細い丸い骨があります。

赤丸内にある白い部分です。

 

この骨は通常の骨とは違い、種子骨と言われ身体に

いくつか存在する骨で腱や筋の中にあります。

 

この骨が割れてしまうのが種子骨障害といいます。

これが足の母指球部分での痛みが続く場合考えられます。

 


 

種子骨障害を予防、早期完治するには、母指球への負担を軽減することが。

 

 

まず、この種子骨障害との診断を受けたり、症状が

母指球の所が踏みこむと痛みがある事が2週間以上続いている時は、

この種子骨障害を疑うことになります。

予防対策としては、母指球だけでなく小指球にも体重を

まんべんなくかかるような踏みこみ動作が必要と爪先で走るような

癖は治す必要性があると思われます。

 

次に、種子骨障害になった場合ですが、まず安静にすると治るものでも

なく、母指球に負担のかからないような特殊な対策が必要になります。

特に、母指球には直接外力がかからないような対策が必要で、

当院では特殊なスポンジでの対策をお子さま本人でも出来る

内容をお教えして、普段はそのスポンジをつけて練習することで

痛みは1ヵ月くらいで軽減します。

 

この種子骨障害は一度発症すると癖になるものではありませんが、

動作が変わらない場合などに再発することがあります。

特に小学生高学年~高校生、大学生にもみられることがあります。

ですので一度発症しても自分できちんと動作や対策を行うことで

再発を予防することになりえます。

 

この障害は骨折とは別で、靭帯、筋内での怪我の為重症化はしませんが、

痛みが対策をとらないと、母指球に体重がかかるたびに痛みがあるので

早期に対策することが、今後痛みの度合いを重症化しないことになりえます。

母指球周辺の強い痛みがある場合、一度種子骨障害を考えてみることも

お薦めします。

 


 

足の母指球への痛み、走った時に痛い、圧痛がある、ステップ動作で痛いなどの

症状がある場合は気軽にご相談ください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。