バレーボールでの膝の損傷はジャンプ後の着地フォームに問題があります。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

毎日猛暑日が続きます。

暑い日には疲労回復が必要です。

まず、お風呂。食事。運動。

お風呂は暑い日でもきちんと入りましょう。

シャワーだけでは身体の疲労をとることは出来ません。

少し汗ばむくらいでもきちんとお風呂で疲労回復。

食事は、出来るだけ消化のいいものや

発酵食品。で腸内をスッキリして胃に負担をかけないように。

後氷の入った冷たいものは控えましょう。

運動は毎日ストレッチや筋トレで10分。

身体が冷房で冷えているの少し動かし血流を良くしましょう。

疲労を回復することが暑さを乗り越える秘訣です。

暑い日が続きますが体調管理に気をつけて

乗り越えましょう。

 


 

バレーボールでの膝の損傷はジャンプ後の着地に問題が

 

バレーボールでは膝の損傷に苦しむ選手が少なくありません。

当クラブにも中学、高校、大学、ママさんバレーなど

多くの選手が年間来られています。

その中で膝の損傷が半数を占めます。

 

ではどうしてこれほどまでにバレーボールでの膝の損傷が多いのか。

これは、膝の使い方に問題があります。とりわけジャンプの着地の際に。

このジャンプ後の着地では片足で着地する選手も試合の状況等で少なくありません。

しかし、ジャンプした後自分にかかる体重は約3~5倍程度と言われています。

この差は飛ぶ高さにより変化します。

体重の3~5倍もの負荷が片足で支えるのは現実的に相当身体の強化と

使い方を習得しないと怪我に繋がります。

これを毎回のようにバレーボールの練習や試合で行えば

確率的に膝、足首への怪我は増えます。

足首も相当脆弱化している所へ膝が不安定な着地をすると

怪我を予防することは難しくなります。

これを回避するには

身体の使い方と

強化しかありません。

これ無しで怪我を予防するのは難しいと思います。

 


 

身体の使い方を膝ではなく臀部で耐える着地

 

着地の際にほとんどの選手が膝が前方に動きながら着地しています。

しかし、これでは膝の使い方がベストではありません。

着地する際にはピタッと止まり切ることが重要です。

止まってから膝が動いたりすることは何らしかの外力が

身体にかかった時にはその外力で膝を損傷することになります。

それが、自分のチーム同志でぶつかったりすることがあるのです。

その外力に耐えれなくなり膝を損傷することも多いのが現状です。

 

臀部を強化し、又腸腰筋を強化することで着地の際に動かずきちんと

止まることが重要です。これを行うにも臀部、腸腰筋の筋肉の強さと

柔軟性が必要です。

柔軟で強いこれが怪我を予防する要因となります。

 


 

臀部、腸腰筋を強化して強い身体を

 

先ほども述べましたが、片足で着地することも少なくない

バレーボールでは強化を行うことは必須です。

バレーボールの練習だけを行うのではなく

強化することを忘れていけません。

 

強化なしで練習してもいずれ怪我を回避する事は出来ません。

現代の高校生、中学生ではこの強化が徹底されておらず、又

着地の方法もバラバラでほとんどが膝での負荷を吸収する形になっています。

しっかりと中学生からは臀部、腸腰筋の強化が必要です。

中学生くらいになるとジャンプする高さも大きく向上します。

すこしづつ強化をし膝への負担を極力減らし、臀部、腸腰筋で

ジャンプ後の着地を行えるようにすることが肝要だと思います。

 

 


 

バレーボールでは膝を痛めることは致命傷となりかねません。

特に前十字靭帯損傷などは、手術を前提とした治療になります。

中学生のうちから身体の使い方や強化を行うことは自分の身体を守る

ことに繋がります。

今までの多くのバレーボール選手が膝の故障で選手生命を絶たれたり

競技は行っていても試合で出れない選手を多くみてきました。

もっときちんと動作を覚え、強化するば回避できた選手ばかりですした。

 

是非、親御様には本気でわが子を怪我から守るなら、

練習も重要ですが、しかし、身体の使い方や強化を行うことにも少しだけ力を注ぐことに

時間をかけてみてはいかがでしょうか。膝に違和感、痛みがある時は黄色信号です。

警告のサインです、膝が悲鳴をあげているのだと思います。

 

練習を休めないクラブ沢山あります、それで怪我をして結果練習も試合も

出れないことが本当の意味でのスポーツでしょうか。

回避、予防できるのです。

是非予防してあげてください。

 


バレーボールでの膝の怪我予防のトレーニング、身体の使い方で

お悩み、御相談、ある方は是非ご相談ください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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