ジュニア期のサッカーでのキック力向上には、身体の連動性を使うことが重要!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

昨日、日本サッカー界に激震。

W杯で南米の強豪コロンビアから

2-1で勝利です、

特に、全員が走っていました。

足を止めないでいかにしっかりとした

守備をするか。W杯では、このような

守備を徹底する意識が重要ですね。

おめでとう。次戦もがんばれ!!

 


 

今日の投稿は

サッカーW杯特集。

キック力向上するには身体の連動性が重要!!

 

pixta_30324504_s

写真①はゴールキーパーのキックシーンです。

このキックでは右足でボールを蹴る際に、左の腕、肩が後方に

回旋しているのがわかります。この回旋こそ、

キック動作の連動性そのものです。

 

キックをする時には上半身の回旋(胸椎部分)が必ず

行われます。この動作を行わずにボールを蹴ると

足蹴りといってほとんどボールは威力もないキックに

なってしまいます。

写真①ではゴールキーパーが遠方にボールを蹴ろうとした際には

身体の連動性を無意識に使っているのです。

そうでないと遠い選手にボールを送ることは出来ません。

しかし、ジュニア期の選手にはこの連動性を使わずに

ボールを蹴る子供さんが少なくありません。

これは、サッカーというより、フットサルで小さいコートで

練習する機会が多いため、ボールを蹴るというより、足に当てる動作に

なりがちです。

これでは強いキック力には結びつきません。また、フットサルでも

身体のバランスを崩したシュートやパスになると思われます。

これを回避するには、上半身の使い方が非常に重要になります。

この上半身をうまく回旋することで下半身のキック力に大きな

影響を与えます。それが写真①でのシーンとなります。

 


 

上半身をうまく使うには、腕、肩をしっかりと普段から動かすことが

 

pixta_40553810_s

写真②では、ブルーの選手(向かって左側)は腕、肩をしっかりと振って走っています。

この腕をしっかりと振ることが、走りながらボールをコントロールする際にも

重要となります。腕、肩を後方に振ることで身体は対角線上に伸びます。

この伸びは次の動作の際には収縮します。この原理を使って人間は

様々な動作を行っています。

4894561_1

写真③ではボール蹴り終わったときのシーンです。

この時にはボールをしっかりと蹴った後に腕が蹴った足とは反対方向に

移動しています。

これが上半身を使って蹴っている証拠です。

この上半身動作をうまく使うには、走るとき、パスの時でも

常に腕、肩を動かして自分のボディバランスを掴むことが

必要です。ボディバランスを維持できることはキックの際に身体が

ぶれてしまうことを抑え、またキックの時に身体がしっかりと伸びた

状態から動作に移れるため、強いキックを蹴ることが可能となります。

 


 

キック力だから足の力ではありません。

上半身と下半身の連動があってこそ、

キック動作をスムーズにまた、強いキックを生み出すことに

なります。筋肉はしっかりと伸ばすことがまず重要です。

どのようなキックでも小手先で蹴る動作はその後のご自身の

プレーの幅を狭め、競技力向上には繋がりません。

しっかりと上半身の連動を行うことをお薦めします。

 

 


サッカーでのキック力向上で、お悩みの親御様、

選手の方、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

asukaジュニアアスリートクラブ

asukaジュニトレ塾KIZUGAWA

0742-22-0120

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。