奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asuakトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
ゴールデンウイークも近づいて来ました。
当クラブでは4月29日(月)
5月3(木)~5日(土)の
午前中は全て営業しております。
よろしくお願いいたします。
今日の投稿はジュニア期の身体の使い方②骨盤前傾についてです。
1.骨盤は普段後傾に、後傾では速く動けない理由
2.骨盤前傾にすることのメリットと世界のアスリートは。
3.骨盤前傾を行うエクササイズ実例
4.骨盤前傾で足を速く動かせる。
1.骨盤は普段後傾に、後傾では速く動けない理由
普段の生活で現代では椅子に座る時間や
下を向く時間が多いために骨盤が丸くなりやすい傾向があります。
これは、股関節を曲げて地面を踏む際に大きな障害になります。
骨盤は前傾姿勢写真①
①
写真①のテニス選手は骨盤がきれいに前傾しています。
写真②でのスクワット動作でも骨盤が綺麗に前傾しています。
このように骨盤が前傾した状態から立ち上がると
太もも、殿部の筋をより活性して使うことが出来ます。
写真②のように重量を持ち上げる時に骨盤が後傾(丸く)なると
腰椎に大きな力がかかり地面を強く踏むことが出来ない為に
立ち上がることが出来ません。いかに骨盤を前傾(立てる)ことが
出来る腹部のインナーが求められます。
2.骨盤前傾にすることのメリットと世界のアスリートは。
世界のトップ選手を見てみましょう。
陸上のボルト選手や野球の大谷選手などは
骨盤が前傾しています。これは大きなパワー発揮をする為には
欠かせないのです。逆に骨盤を後傾している世界のトップ選手は
見当たりません。
③
上記の写真③のように走る時に臀部が上方に向いて
骨盤は前傾しています。この状態が走り出す時にも
地面をしっかりと押すことが出来るポジションとなります。
世界のトップ選手はこの状態を維持できるトレーニングを日々
行っています。
3.骨盤前傾を行うエクササイズ実例
骨盤前傾をとるのは簡単ではありません。
静止しているときは行うことが出来ても
動き出すと骨盤を前傾ではなく後傾(丸く)なることが
多く、普段からの練習が必要になります。
④
写真④では骨盤を前傾して足をあげるトレーニングです。
このトレーニングのメリットは地面と壁を押せるという
所です。壁と地面との反発力を活かすことで、骨盤を前傾しやすく
なります。この壁を使ったトレーニングでまずは骨盤が後傾しないで
足を動かせるようにしましょう。
この状態で骨盤を前傾出来ないと壁を押さえない状態では
更に身体の安定は無くなる為に骨盤は後傾していまいます。
これでは競技でのスピードアップをはかることが出来ません。
4.骨盤前傾で足を速く動かせる。
骨盤前傾することで地面を踏む力は各段と上がります。
この骨盤を前傾することがジュニア期から練習することで
大きな力を発揮することが出来ます。
現に骨盤を前傾して行うウェイトリフティング選手のジャンプ力は
アスリートでもトップクラスです。これは地面を強く踏める骨盤を
つくっている為です。骨盤を前傾して地面を強く踏む練習が
爆発的なパワー発揮をもたらします。
速く走る、動くには骨盤をいかに前傾出来る体幹部分の強化と
背筋や臀部の筋の強化が重要です。
是非、骨盤を前傾(立てる)ことでスピードアップしましょう。
ジュニア期から骨盤をきちんと立てて動くことが
競技でのスピード向上、競技レベル向上になります。
骨盤をしっかりと前傾して行うには
トレーニングが不可欠です。
当クラブでは骨盤を前傾して速く動く、走る、跳ぶトレーニングを
行っています。
是非、親御様、選手の方、気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島