奈良市のスポーツ障害、リハビリ専門のあすか鍼灸整骨院、
体幹専門トレーニングのasukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今週は寒波が来て雪が降りそうな
天気です。しかし、こういう時期だからこそ
身体を鍛えてしっかりと体温をあげて少しでも
汗をかきましょう。
汗をかくことはストレス解消にもなります。
また運動後の食事も美味しいですね。
是非、1日10分でもエクササイズをおこないましょう!!
今日の投稿テーマは
ジュニアスポーツを考える フィギアスケート編です。
当クラブはフィギアスケートの選手を
数多くトレーニングさせて頂きました。
現在もフィギアスケートの選手をトレーニングさせて
頂いております。
その中で特にフィギアスケートに欠かせないのが
ジャンプです。1回転、2回転、3回転と
ジャンプを競技の構成上飛ぶことが不可欠です。
しかし、このジャンプを氷上で飛ぶのは
簡単なことではありません。
特に2回転以上になると氷上への着地時の
負担は自分の体重の何倍もを支えることになります。
日本のトップ選手もやはりこのジャンプで膝や
足首を痛めて実際、引退するケースも少なくありません。
では、このジャンプを飛び尚且つ怪我をしない為には
どうすればいいのか。
片足でのジャンプする力が必要です
フィギアスケートはかなり小さい時から始めるケースが
多く、小学生高学年では2回転を飛ぶ選手も珍しくは
ありません。
この時期は体重が軽く、身長も小さい為
回転するまでの氷上への力や身体の軸も安定して
飛ぶことができます。
しかし、中学生以上になると身長が伸び、体重も
増加します。また骨格も大きくなります。
ここからは小学生のようにいかないのが現実です。
また演技構成もレベルがあがり、ジャンプも様々な
パターンの種類を飛ぶことが少しづつ要求されます。
ここからが、怪我やパフォーマンスが伸び悩むケースが
出てくる時期でもあります。
ジャンプをきちんと飛べることは回転系の種目だけでなく
ステップなどにも必ずいい影響をもたらします。
それは今までの浅田選手や高橋選手や羽生選手が
ジャンプ以外でもレベルの高い演技ができることが
物語っています。
それは、ジャンプする力が強くなることは、身体をバネのように
自由に使えるということです。バネはステップや
様々な演技に必ず良い影響に繋がるのです。
ではこのジャンプする力を向上するにはどうすれば
いいのか。
それは片足でのジャンプが鍵となります。
フィギアスケートでは片足で基本ジャンプしています!
フィギアスケートだけはないのですが、
フィギアスケートでは前から滑って飛ぶケースと後ろ向きから
飛ぶケースがあります。
しかし、この両方とも踏み切るときは
基本片足で軸をつくり飛んでいます。
ですので両足でジャンプを練習をして
安定したら片足でのジャンプの練習が
不可欠です。
それも、特に着地が片足でとまれるか。
飛ぶ時は片足で跳ぶことが出来ても
着地を片足ですることは非常に難しいのです。
しかし、実際の競技では
片足で着地して次の動作に動いています。
片足で跳び、着地するには普段の強化が必要!!
ジャンプの際の片足でのジャンプには、
普段からの陸上でのトレーニングも重要です。
特にフィギアスケートではジャンプ+回転が
入ってきます。
ですので自分の軸を崩さずに着地するには
当然、体幹の力も必要ですがそれを受け止める
股関節や膝周辺の筋や腱を強化することが
重要だと思います。
その中で当クラブでも行っているのは
片足ジャンプの練習。
最初は片足でその場でジャンプ次に、
慣れればミニハードルを使っての片足で
飛ぶジャンプ。
後は片足ジャンプしながら前方向に進んだり
横方向に進んだり。
様々なパターンで片足でのジャンプを
練習し、どんな体勢でも片足で着地から
ジャンプ動作が連続で出来るようにしましょう。
そしてその後は回転をして片足で着地する練習を。
それを陸上できちんとまずできるようにしましょう。
氷上は更にスケートシューズの関係上不安定に
なります。
陸上で様々な片足ジャンプを練習することで
氷上でも安定したジャンプを飛ぶことが
可能となり、ジャンプ後の着地で怪我の
リスクを減らすことにも繋がります。
そして片足でジャンプを繰り返すことで
ジャンプをする力は確実に向上します。
それがフィギアスケートの演技や競技に
必ずいい方向に導いてくれます。
是非、片足でのジャンプを練習することを
お薦めします。
フィギアスケートのジャンプ力向上や
競技力向上を考えの親御さま、気軽に
お問い合わせください。
asukaトレーニングクラブ
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
トレーナー野島竜一