あすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
この3日間暑さが夏のようです。とても暑く体調管理が難しい
季節ですね。できるだけ薄着には気をつけて少し汗ばむ
くらいの服装のほうがいいのかもしれませんね。
お知らせがあります。
当クラブではスポーツ障害専門のリハビリを専門で
行っております。このスポーツ障害専門リハビリの
トレーニング時間をさらに拡大していくつもりです。
現在の土曜日8時30分~13時を
11月からは8時30分~16時までといたします。
ただしリハビリトレーニング、体幹トレーニングのみの
対応となっております。よろしくお願いいたします。
詳細はHPのお知らせコーナーを参考にしてください。
今日の投稿テーマは小学生~高校生でもっとも
多い扁平足についてです。この扁平足放置する
ことは膝、股関節、腰など様々な障害を招く事に
なるので早期に対応することをお薦めします。
扁平足は足の裏のアーチが低下しています
足の裏は通常内側にアーチあります。
↑のように親指側のアーチが本来あります。
しかし、このアーチを消失しているお子さまが
少なくありません。
内側のアーチすなわちこのアーチを
スプリング靭帯といいます。
このスプリング靭帯名前のとおりバネの役割を
しています。地面からの衝撃を身体に伝える際に
まずこの靭帯で吸収して膝、股関節、腰、背中、首への
衝撃を抑えています。
ですので非常に重要な役目を担っています。
逆に言えばこの靭帯の機能が低下すると衝撃は
直接膝、腰、首などに伝わるということになります。
特にこの扁平足は大人になると治ることはありません。
一度形づいてしまうともとには戻しません。強化は
できますが。ですので形が形成される子供さんの時期が
とても重要だといえます。
よく、タオルギャザーといってタオルを自分の方に
持ってくる動作がありますがあまり効果は薄いです。
直接アーチというより他の筋で代償する可能性が
高いといわれています。
ビー玉やボールを使った予防法
↑のようにボールでアーチをつくる練習
もう一つはビー玉をつかみ所定の位置に移動
させつこの2つをお薦めします。
足の内側アーチを強化することで防げる障害を
ご紹介します。
まず一番、多いのが有痛性外脛骨この障害は
足の内側にある骨が少し膨らみいずれ靴を履くだけでも
痛みが増します。詳細はまた今月にでもお話させて頂きます。
次に膝のオスグット病この障害も膝のお皿の下の部分が
腫れてくる障害です。
最後にシンスプリント。これは下腿部の内側部分の
痛みが特徴です。症状がきつくなると歩くだけでも
痛みがあります。
これらは地面からの衝撃をまともに足、膝で受け止めた
結果におこるといわれています。
できるだけ早期に予防しないと症状が強くなると
競技や運動そのものが出来なくなるレベルまで
おこる障害もあります。とりあえず本日は3つあげさせて
もらいましたが腰、肩、背中など様々な関節に影響を
及ぼすことはあきらかです。
先ほどの予防方法はあくまでも最低限の
リハビリですので、もっと本格的におこなうには
専門家の指導が必要になってきます。
当クラブでも子供のスポーツ障害専門トレーナーが
指導にあたっています。
お子さまで怪我が多いのはもしかしたら扁平足が
原因の可能性もあります。ご相談などは気軽にお問い合わせ
ください。
0742-22-0120
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
asukaジュニアトレーニングクラブ