ジュニアアスリートのスポーツ障害を防ぐ、バレーボール編。

あすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブのトレーナー兼治療家の

野島竜一です。

私は、長い間様々な競技のスポーツ障害の選手のリハビリを担当させて

頂きました。今回の投稿のバレーボールの選手も奈良県下の中学、

高校、大学生を数多くみさて頂きました。バレーボールはジャンプすることと様々な横、縦方向の動きが要求されるスポーツです。ですので

肩、腰、膝、足首など障害も様々です。その中でも一番選手生命を

脅かすことになりかえない膝の障害についての予防方法をご紹介させて

頂きたく思います。

 

膝はそんなに強くないことを認識してください

膝は毎日の生活動作でも非常に多くの運動を求められます。

しかし、この膝を酷使していると膝の痛みや障害が必ず

待ち受けます。

膝は基本曲げたり伸ばしたりしか出来ません。

ですので捻じる動作は基本的には出来ません。

また、思い重量をこの膝の曲げ伸ばしで負担を背負うことは

本来は難しいのです。

このことをまず理解して頂きたく思います。

ではバレーボールの競技ではポジションにも少し違いますが

ほとんとがジャンプ系の競技といえます。このジャンプをした際にの

自分への足への負荷は自分の体重の数倍とも言われています。

(※ジャンプする高さによってもこの負荷は違います)

それだけの重量がもし膝で受け止めていればこれは膝を痛める

ことは明らかです。

 

ジャンプでは着地が非常に重要です。

先ほども記載しましたが、ジャンプした後に自分への

負荷は体重の数倍かかります。ですのでジャンプ系動作で

重要になってくるのはジャンプするときよりむしろ着地での

しかたが問題になってきます。

この着地でほとんどの選手が膝を負傷するのです。

着地の際には膝、足首が不安定になりやすい、

その不安定な状態で着地した際にきちんと臀部(お尻)で

地面を踏む動作が重要です。お尻で地面をとらえるには

次の要素がいります。

①空中でつま先をしたに向けない。

②着地の際は必ず両足で。

③着地の際に臀部を意識して着地する。

これらを意識してバレーボール競技を行ってほしいのです。

img_1858img_1860

しかし、現実にはほとんど僕が今まで見てきた選手は

膝で地面を踏もうとしています。これが結果的に膝の靭帯損傷や

半月板損傷につながります。

この動作を回避できれば膝への負担を大きく減ります。

下記の写真はその動作改善の一環です。

動作を変化することで外傷を未然に防ぐことが出来ます。

通常のジャンプ動作をまず練習してみてください。

できるだけ早いモーションでも練習していき

同じ状態でトレーニングすることが出来れば助走をつけて

練習してみてください。この動作を毎日意識することで

膝への負担は軽減します。

怪我を未然に防ぐことが出来ればもっと競技パフォーマンス向上にも

繋がります。

膝のこと、バレーボールのことでご相談のある親御さまや選手さん

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

スポーツ外傷専門トレーナーの野島竜一が

対応させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。