奈良市 フィギュアスケート専門ジム/ フィギュアスケートでダブルアクセルを跳ぶポイントとそのトレーニング方法!!

奈良市 フィギュアスケート選手を専門で行うトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。

 

個人競技で記録を更新する、結果を出すにはポイントがあります。

個人競技と団体競技では結果がおのずと個人競技では自分自身の問題になります。

その為、より個人競技の場合、練習や試合にとりくむ姿勢や考え方がとても大切になります。

 

個人競技の場合、練習の内容を自分で理解する能力がとても必要です。これは団体競技でも本来は

必要ですは団体競技の場合、様々な作戦や相手の動きで変化するため、全員とのコミュニケーション力が

大切になります。

個人競技では、まず自分が行う練習やトレーニングでの意味をしっかりと意識することから始める。

そして悪いことをあまり引きずらないことです。個人競技の場合、自分一人で行う為悪いイメージをもって

試合などに望むことはしない方がいいでしょう。

あくまでもイメージです。自分の良いときのイメージで試合や大会に望むことが大切です。

私も数多くの個人競技の選手を見てきました。その中で全国レベル、世界レベルの選手は

とてもプラス思考である、そして自分の練習やトレーニングの意味を理解しようとする意識が高い。ということです。

 

是非、参考にしてもらえればと思います。

 

今日はフィギュアスケートのダブルアクセルになります。

長年フィギュアスケートでジャンプの専門のトレーニング指導をおこなっております。

先日も小学生4年生の女子でダブルアクセルを成功のトレーニング指導を。

 

ダブルアクセルを跳ぶには条件がいくつかあります。

まず、股関節の使い方、上半身の振り、そして右軸での回転。

この3つがうまく揃うことで正確に回ることが可能になります。

 

まず股関節ですがジャンプを高く跳ぶことがアクセルの最低条件です。

この高く跳ぶには股関節のヒンジと呼ばれる動作が必要になります。

①股関節のヒンジ動作

ジャンプを行うにはスケーティングした状態から急激にブレーキをかけることが必要になります。

このブレーキをかけるときに、股関節を後方に引きブレーキ動作が出来ることでスケーティングした力を

上方にあげることが出来ます。

しかし多くのフィギュアスケートの選手は膝でブレーキをかけてジャンプをしようとしています。

これは小学生低学年生の時には身長も体重も小さいため大きな力が加わらないので

それでも1回転~2回転のジャンプを跳べます。しかし、この膝でジャンプを跳ぶ癖をつけると

高学年以降、中学生などになると身長も高くなり自分のスピードと体重をうまくコントロールすることが出来なくなります。

 

その為、膝ではなく股関節のコントロールすることが大切になります。

競技全てにいおいて自分のスピードをコントロールするには股関節のヒンジと呼ばれる関節になります。

この股関節でまずは自分のスピードをブレーキをかけてその力をジャンプに活かします。

これはバスケットボールのダンクシュートやバレーボールのアタックなども全て同じ動作になります。

 

 

次に上半身の使い方です。

③ジャンプでの肘の位置

ジャンプでは上半身の動きがとても大切になります。

ジャンプでは上半身の使い方が大きなポイントになります。

跳ぶ際に上半身を写真③のように後方に引きます。この引く時に

肘を出来るだけ肩の位置まであげることが大切です。

 

肘を上方にあげるには、胸椎の動き、肩甲骨の動きを意識する必要があります。

上半身で身体を上方にひきあげることがダブルアクセルではポイントになります。

この引き上げこそがジャンプの醍醐味になります。

 

最後に軸を右軸で回転を行うということです。左方向に回転を行うということは

その反対側の右側で回転を行う必要があります。その為回転軸を右で行い

その右軸回転で回ることでよりスムーズに2回転半に致します。

その為には跳んですぐに右膝、右股関節を伸ばしておくことが大切です。

よく跳んでいる姿勢を見ると右膝が伸びずに回転を行うと身体の軸が前後左右に大きく移動し

着氷の際に自分をコントロールできなくなります。

その為着氷の足すなわち、右膝、右股関節を伸ばしておきましょう。

そうすることで軸を右側でコントロールことが出来ます。

ダブルアクセルが跳べない方はほとんどが右膝、右股関節は曲がった状態で空中にいます。

④右軸での回転練習

右軸で回るには右の膝を左方向にいち早く向けることが大切になります。

その後、右膝を伸ばすことでより回転速度を落とさないで回転を維持できます。

 

上記の3つを意識してトレーニングをしましょう!!

正確にトレーニングを覚えることでダブルアクセルは誰でも跳べます。

是非ダブルアクセルを習得して6級を取得しましょう。

 

フィギュアスケート

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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