パーソナルトレーニングスタジオ、asukaトレーニングクラブ、
asukaジュニアトレーニングクラブ、あすか鍼灸整骨院の野島竜一です。
最近リハビリのクライント様が増えております。
当クラブでは肩、腰、股関節、膝のスペシャリストのリハビリ専門トレーナーが
在中しております。リハビリは解剖的な見解も当然必要ですが
更に重要なのは経験です。
股関節や膝などの症状は人により様々です。その状態を理解して的確な
判断が要求されます。
今日の投稿テーマは肩のリハビリについて最新情報を踏まえた投稿です。
肩はまず非常に弱い関節だという認識が必要です。
肩関節は股関節や膝、足関節は地面かたの力を直接受けることができます。
しかし、肩は手、肘などの関節を支えて更に常に重力に面しています。
ですので普通の手を下げた状態でも肩には負荷が常にかかっています。
こんな感じで↑
4足動物は地面で前足を支えている為、肩関節の負担は当然小さくなります。
しかし人間はそうではなく、とても肩への負担が大きくそのうえ、
肩を構成しているインナーはとても小さい筋なのです。
ですので肩関節の捻挫や脱臼をした場合しっかりとしたリハビリを
時間をかけて行わないとその後再発する可能性が非常に高く、
競技選手の場合、選手生命を脅かすことに繋がります。
リハビリでは肩を動かすことより強度を高めることから始めましょう!!
よく、肩のリハビリで腕にチューブを巻いて動かすトレーニングを昔はよく
見かけました。しかし、このリハビリで肩関節を強化することは非常に難しいのが
現状です。この動作ではインナーを鍛えることより結局アウターが最初に始動する為
アメリカではほとんどリハビリとして行われていないと聞いています。
ではどうするのか、強化するには肩のポジションをゼロポジで維持することが重要です。
ゼロポジで一番インナーマッスルが活動しやすい肢位での負荷をもったりしての
トレーニングです。ターキッシュゲットアップとうトレーニングです。
こんな感じです↑
このようなある一定の肢位をキープするトレーニングが重要です。
要はコアを安定させることから肩への刺激を伝え肩のインナーマッスルを強化する
必要があります。
現に、肩関節を痛めているアスリートの選手にこのトレーニングを段階を踏んで
行うことで肩が強化され、更に柔軟性を向上し肩の痛みが軽減しております。
最初はこの肢位を維持することも難しいですが、日々のトレーニングで解消する
ことができます。
また、一般の方で肩を捻挫をした場合なども同様です。ある一定の肢位で一度キープする
そこから下げる練習をすることで肩を強化することが出来ます。
肩関節を強化するにはさらにもう一つ重要なことがあります。
それは、
胸椎の連動した動きです!
肩関節を動かす際に必ず胸椎も連動して動きだします。
腕を挙上するにも胸椎の動きが無しで行うことは難しいのです。
ですので胸椎の動きをスムーズにすることも非常に重要です。
肩のリハビリでは胸椎の可動性が低下している場合が少なくありません。
ですので胸椎の動き+肩関節の動きはセットにしたリハビリが重要となります。
胸椎の動きがスムーズになることで肩の可動性も向上します。その上で強化を図ることが
肩のリハビリには必要です。
肩は本当に再発率が高く、野球、水泳、テニスなどでは頻繁に起きやすい
傷害です。
しかし、リハビリを間違わずにすることが出来れば競技や日常生活に
しっかりと復帰することができます。
肩の怪我でお悩みの方、気軽にご相談ください。
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