奈良市のジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はジュニア期のトレーニングの重要性についてです。
最近1年間でジュニアの選手のトレーニング依頼が多くなっています。
ジュニア期へのトレーニングの必要性を最近がメディアでもとりあげられているからだと思います。
しかし、個人スポーツで多いのは競技のレッスンを重要視するあまり身体の動作を後回しに
される方もおられます。ほとんどの親御様では、ジュニア期の動作がどの程度必要かを
ご理解いただいています。
ただ一部では毎日マンツーマンのレッスンや普段の練習時間の増加、練習日の増加をすることで
競技力があがると思われている方もおられます。
これはあくまでも優先順位の問題とジュニア期のパフォーマンス向上に必要なことを理解されていない方も少なくありません。
ジュニア期特に小学生高学年~中学生から高校生にかけては競技力が一番不安定になることが多いのです。
特に個人競技の場合、身体の成長に伴い様々な動作をしっかりと習得しないと小学生の延長線上では
越えれない壁が出てきます。
しかし、競技の練習を重んじるあまり動作エラーが出てもコーチを変更したり
練習時間を増加させることで回避を行う親御様も少なくありません。
これは中学、高校くらいには一番体型の変化があるだけに自分の身体の成長にあった動作トレーニングを
行なうことが出来ないとなかなか競技力があがらないことが多いのです。
動作とは、成長段階で変化していく必要があるのです。特に個人競技の場合は少しの身長、体重の増加で
自分のパフォーマンスに影響するのと、成長の段階で骨が固くなり今までのようなパフォーマンスが出来ないことが
実際多いのです。
練習ははっきりいって週3回すればいいほうです、個人競技の場合一番肝心になるのは
自分の身体の癖やエラーをきちんと理解していくことです。ただ言われたスイングをそのまましても
言われたジャンプをそのまましても選手がその動作を理解していないと現実にはレベルアップには
繋がりにくいのです。
競技特に個人競技で全国トップに躍り出る選手は自分の動作のことにとても敏感で
理解を得ようとします。
当クラブでも全国大会で中学、高校で出場している選手が皆、その部分が違います。
トレーニングは現在では全ての選手特に中学生以上では行っていると言われています。
才能だけでは中学、高校ではなかなかパフォーマンスをアップすることは難しいのです。
ほとんどの競技と日本トップクラスの選手が自分のパフォーマンスが低迷した時に何をするか。
自分の動作を見つめなおすことをすると言われています。
それほど動作のエラーが結局はパフォーマンス向上の鍵になるのです。
是非、ジュニア期にレベルアップ、特に中学生以上では練習頻度ではありません、
成長に伴う動作を覚えることを推奨します。
コーチ兼トレーナー野島