奈良市 ジュニアトレーニングジム/ 速く走るトレーニング小学生・中学生向け、クイックな動作を練習しよう。

奈良市ジュニアトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。

今日は速く走る為のトレーニング方法です。

小学生・中学生で速く走るためのトレーニング方法として、今日ご紹介するのは

クイック動作でのトレーニングです。

走る時に重要になるのは地面を押す速度と強さです。しかし、それには股関節を伸展する力が

必要です。膝でも屈伸動作ではなく、股関節の屈伸動作が必要となります。

その為には、股関節のヒンジからトリプルエクステンションと呼ばれる股関節、膝、足首の関節を

伸ばすことが大切になります。

しかし、小学生や中学生ではなかなか、この伸ばす動作が難しく膝中心での動作になりがちです。

股関節中心での動きを習得しましょう。

①②股関節の伸展動作トレーニング

写真①②では股関節を伸展していくトレーニングです。

特に重要になるのは脛の角度です。

この脛の角度をしっかり作ってから股関節を伸展します。

最終的には走る時に股関節が完全に伸展するのはスタートの時くらいでその後は完全には伸びませんが

伸ばそうとする意識が必要になります。

 

写真①②では股関節を伸ばす意識で地面を押すウォールドリルになります。

走る時に、この股関節を伸展する動作がないと地面を押してでではなく

かいて走るような動作になりなかなか速く動くことが出来ません。

③④ クイックトレーニング

写真③④では実際に出来るだけ速く股関節を伸展するトレーニングです。

写真③から④への移行を出来るだけ速く行います。その時に意識するのは

地面を股関節で押すことです。股関節で押す速度を出来るだけ速くしましょう。

そして、上半身の動きも使い身体全身を引き上げる意識をもちましょう。

 

速く走るウォールドリル

⑤⑥ クイック動作横からのスタート

写真⑤⑥では壁を使いスタートのポジションから素早く股関節を伸展していくトレーニングです。

股関節で地面を速く押すことで反対側の膝が高くあがることになります。

脚をあげる意識はあくまでも地面を押す強さがあってのことです。

この動作を出来だけクイックに行います。

 

このような股関節を伸展するドリルは沢山あります。場面場面により少し方法が異なりますが

基本は写真①②がもとになります。

小中学生のこの股関節の伸展動作を習得することで股関節で地面を押す意識が高まることで

身体の使い方を覚えて走ることになります。

 

現代スポーツでは身体の使い方を覚えることで、競技レベルは大きくことなります。

身体は効率のいい使い方をすることで速く動き、より怪我へのリスクを減少させます。

特に小中学生では、このポイントが大きい部分です。

競技での脚の速さは身体の使い方を覚えることでより誰でも速く走れるようになります。

 

その為にもクイックな動作=(全力で速く一瞬で動く)を覚えることは

競技で高速で動くことに繋がります。

動くときの速度は練習の速度と通じます。普段スローでのトレーニングでは腱がその

動き、スピードに慣れている為に急激な速度変化には対応できません。

ですのでクイックで動くトレーニングを行ない、アキレス腱などの腱自体にも刺激を与え

高速で動ける身体づくりをおこないましょう。

 

小中学生はまずは自重(自分の体重)でのトレーニングで十分です。

 

速く走りたいとお思いの親御様気軽に体験してみてください。

asuka-sports.com

トレーナー兼コーチ

asukaジュニアトレーニングクラブ

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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