奈良市ジュニア野球アカデミー/ 小学生での野球投球のコントロール向上に必要なトレーニングとは!!

奈良市ジュニア野球アカデミーのasukaジュニアアカデミーです。

野球、特に小学生~中学生までを専門で指導しております。

甲子園常連高校に多数、当アカデミーから輩出。

 

野球で特に少年少女の野球の場合、特に今回は投手にスポットをあてていきます。

まず、小学生で投手を行う場合何点かの注意事項があります。

①投球数の確認

②変化球を基本制限

③投球間隔の確認

④投球フォームの確認

この3つが中学、高校まで野球を継続するかどうかの鍵にもなります。

小学生ではまず、投球数は5,6年生でも1日50~70球までです。

これ以上を投球するのは肘、肩の傷害を誘発する原因に。

長年多くの野球選手とくに小学生、中学生を見てきて感じることは小学生で硬式を行う場合は

かなりこの投球数を気をつける必要があります。

軟式でも同じことが言えます。

小学生の間では骨格などがまだ形成されない時期でけに過度な投げ込みは

将来肘、肩の大きな傷害になります。

次に変化球ですが、小学生の間はまず基本のストレートを投げることをお薦めします。

変化球は更に肘、肩への負担が大きくなります、それとストレートを磨くことで

その後の中学、高校での変化球を使うときにストレートが自分のポイントになります。

 

最後にここからがトレーニングに関係することになります。

投球フォームです。

最近では様々な投球フォームが紹介されていますが、基本的には

身体の使い方をまず覚える所から入って頂きたいです。

投げるときに重要になるのは腕や肩の力ではありません。重心移動をスムーズに行う

下半身とその後の身体を回旋させる胸椎の動きが重要です。

小学生、中学生で多いのは、基本手投げです、または、下半身を使っているが

胸椎の回旋がないケースになります。

① 胸椎伸展のフォーム

投げる動作は弓を打つような動作に似ています。特に最近のプロ野球選手はこのケースでのフォームが

多いと思います。

写真①でみて頂きたいのは腕を前方に伸ばし身体の胸の部分を大きくストレッチしています。

この時肘の位置は肩のラインくらいにあります。この写真で見てほしいのは身体の軸です。

身体の軸が左右に大きく移動していません。

基本軸が動かないことで重心移動をスムーズに行うことが出来ます。

一見腕で投げているように見えますが、このフォームでストレッチがかかっているのは

胸部、肋骨部分になります。とても大きな関節で可動性の高い部分になります。

その為弓をひくようなイメージで投げることで身体の回旋を一番高める胸郭と言われる部分を

しっかりと使うことができます。

 

②ターキッシュゲットアップ

写真②などの腕を左右方向に伸ばし、胸郭を最大限に使うトレーニングを色々なパターンで行ないます。

このようなトレーニングをおこなうことで身体の一番伸張する部分で投球を行ないます。

驚くくらいスピードがあがることと、またコントロール向上に繋がります。

それは腕でなげるのではなく大きい関節を使うことは手よりももっと大きなコントロール出来る筋や関節が存在します。

その為、大きな関節を使うことでより安定した投球を行うことが出来ます。

 

少年少女の野球、中学野球で投手でコントロール、スピード向上で御悩みの親御様気軽に体験してみてください。

 

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この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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