奈良市ジュニアトレーニングジム/ 剣道での踏み込みのスピードアップで一本をとる方法!

奈良市のジュニアトレーニングジムのasukaトレーニングアカデミーです。

今日は剣道での踏み込みのスピードアップについてです。

先週は全日本選手権がありました。

素晴らしい試合でかつ、すごい踏み込みのスピードでした。

 

では、この踏み込みのスピードをあげるにはどんなトレーニングや動作が必要なのでしょうか。

今日は剣道での踏み込み動作のレベルアップについてです。

まず、剣道では足は基本前後に開いています。

この脚を開く動作から踏み込む際に重要になるのが

どちらの足で地面を押すかです。

答えが基本同時に両足で地面を押してほしいです。

これは剣道では小学生などは後方の足だけで地面を押して進んでいます。

 

しかしこれでは実際には地面を押す際には不十分になります。

特に前足の膝が完全んび伸展している子供さんをよくみますが

これでは前足はほとんど移動する際には使えません。

① 踏み込むまでの動作

構えているときに袴でわかりにくいと思いますが、写真①では両方の剣士が

前足の股関節を少し曲がっています。

これはパワーポジションと言われる動作です。

速く静止した所から移動する時に重要になるのは地面をいかに押すかです。

確かに脚をあげる動作でも動けます。しかし、脚を挙げると体重が後方に下がるケースがあるのです。

その場合、後方に体重が残存すると速く前方に移動することは不可能になります。

 

特にジュニア世代の小学生や中学生ではこのケースが多くみられます。

体重を後方に残しすぎると身体が上手く前方に移動せず結果一本に結び付きにくいのです。

ではどのようにすれば素早く前方に動くことができるのか。

そのポイントはこの写真①の前足を曲げている所にあります。

股関節を曲げることをヒンジ動作といいます。

この後※ヒンジ動作で記載していきます。

 

ヒンジ動作を作ることでためが出来るのです。

ためが出来ることで、地面を押す力がそこにやどるのです。

走る時もそうですが、ヒンジ動作があることで地面を強く押すことが

できるのです。

確かに後方の足のアキレス腱の伸張でも前方に移動できますが

それでは、後方への足の負担が増大します。また後方の足は踵がほとんどついていないので

アキレス腱にかかる負担が大きくなりすぎて後半動きが遅くなることがあります。

 

写真①ではこのように前方の股関節を使うことで、両方の股関節で地面を同時に押すことで

前足を遠くに移動することが出来ます。

その為には前段階の動作がとても大切になります。

競技ではその動作よりもその一つ前の動作がとても重要になります。

 

②前脚の股関節の意識を高める

 

前足の股関節の意識を高めるトレーニングを行いましょう。

後方の足は普段から使う意識が高いと思います。

前足の意識を高めることでしっかりと地面を押す感覚を掴むことが出来ます。

剣道では踏み込む速さが最近では更に進化しています。

特にこの股関節のヒンジ動作を習得することで小学生、中学生も

踏み込む速度をあげることで今迄届かなかった竹刀が面まで届くようになります。

 

是非、踏み込みの速さで一本を狙いましょう。

剣道での競技力向上で御悩みの親御様気軽にお問い合わせください

 

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トレーナー兼コーチ 野島

 

asukaジュニアトレーニングクラブ

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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