ジュニアトレーニング、サッカーで膝を怪我しない為のトレーニングについて、
サッカーでは膝への怪我のリスクは少なくはありません。特に足が速い選手はとくに
膝の怪我に注意が必要です。
膝の怪我のリスク回避には、まず膝への負担を軽減することが必要です。
膝への負担がかかる原因としてまず、サッカーでの試合、練習中の方向転換、スピードの強弱の時に
一番膝への負担がかかります。
特に方向転換するときは、膝への負担で行うと小学生でも膝の靭帯を損傷することになります。
この方向転換する時に股関節の硬さ、強度がないとこれを代償として膝で行うことになります。
特に小学生の頃に練習でこの股関節を使う意識がない子供さんがとても多いのが現状です。
これはスクワット、ランジといった股関節を使う動作を覚えていない為に、動作の回旋や
方向転換で膝中心のトレーニングになってしまいます。
①スクワット
②ランジ動作
写真①のスクワット、②のランジは股関節を使う代表的な日常動作です。
この姿勢を正しく行うことが出来ないと競技中はこの動作ほどしゃがむことはありませんが、
スピードが増した状態でこのような動作に近い運動が入ってきます。
しかし、このようなランジやスクワットは本来出来ないと、競技で実際にこれを応用する
動作がほとんどになります。
③方向転換 →片足での着地(ランジ動作の応用)
④守備のパワーポジション→両足での着地動作(スクワットの応用)
⑤ボールへにコンタクトプレー 片足でのスピードコントロール(ランジの応用)
写真③~⑤はスクワット、ランジの全て応用になります。
しかし、この写真でもランジ、スクワット動作が不十分な選手もいます。
このように競技では基本となる生活での運動の応用が全て競技では強度の高いレベルで
求められることになります。
このスクワット、ランジを出来ない子供さんがサッカーでの競技を行うと股関節を使えないまま
この応用編を行うと膝への代償運動として行うのです。
これがサッカーでの怪我につながります。
できるのであれば、このような膝を重視しない動作を早くから習得すべきです。
そのことがサッカーで怪我をしないことにつながります。
当ラグビースクールやトレーニングクラブでもまず、この動作を出来るだけ基本として行います。
最初はほとんどの子供さんが出来ないです。
しかし、この動作を正しく習得することで怪我のリスクを大きく減少させています。
実際にサッカーやラグビーでこの動作が出来ることで怪我をする選手はほとんどいません。
股関節をしっかり使えることは子供のうちから行うことをお薦めします。
特に、現代ではこのしゃがんで踏ん張るような動作が行う機会がないだけに
正しく習得することで膝の怪我を大きく減少することになります。
サッカーのパフォーマンス向上、怪我の予防でお悩みの親御様気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ野島