今日はサッカーでのトレーニング、瞬発力をつけるトレーニング、5mが速くなり
トレーニングについてです。
サッカーでは特に小学生~中学生では5mのスタートが速いことはとても重要です。
この5mを速くなることで、サッカー選手としての競技スキルにも大きく影響し試合でも
自分のポジショニングなども変化します。
速く走るには、脚の回転、体幹の強さ、腕の振りなど色々あると言われます。
その中で今日は5mをいかに速く動くかです。
この速く動く方法は特別な才能とかではありません。
動き方を覚えるだけになります。
速くスタートをするには身体の特に股関節で地面を押し、足裏・足首をある程度固定する
ことが必要です。
足首の関節が固定出来ない場合、足首が動き出すと膝がまがりかくような動作になります。
この動作を行うと地面を押す力が少ない為に動きだすときに、ゆっくり動く動作になります。
これでは練習をいくらしても簡単には速くならないですし、スタート力をつけることは
難しいと思います。
当クラブでもこの要望が一番あります。
しかし、ラダーやミニハードルをすれば速くなるなら、全員が速くなります。
しかし、サッカーの練習ではほとんどのチームがラダーやミニハードルを行っていますが
速くならないのは、動く動作に問題があるからです。
では、どのように股関節をつかってスタートを行うか。
①足首の角度
速く走る為には、どの部分で地面を押すかはとても重要です。
写真①は陸上のスタートの脚の位置です。
足首が90度になり地面を斜め下方向に押しています。
この角度で地面を押すことが出来れば地面からの反発をもらい走ることが可能になります。
この角度で地面を押すには足首を固定し足裏をパーする意識が重要です。
これが基本的な形です。この足首が出来ることで90%決まります。
この後地面を斜め後方に押すには、自分の身体を傾斜していき
その足裏で押す感覚を掴んでいければ前方に進む推進力になります。
しかし、重要なのはこの足首と足裏の意識でしょう。
縄跳びの2重跳びやジャンプなども全て、この足首の角度、足裏の意識で
ほぼきまります。それほど足裏、足首が決まらない限り練習をいくらしても
なかなか速くは走れないと思います。
まずはこの足裏と足首の角度を練習しましょう。
そうするとことで地面からの反発をもらいやすくなりサッカーでの5mダッシュがとても
速くなります。
サッカーではこの5mはとても重要です。是非足裏、足首の角度をトレーニングしましょう。
当クラブでは科学的なバイオメカニズムや動作解析からいかに速く走るかを
トレーニングしております。
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トレーナー兼コーチ 野島