ジュニアトレーニング、フィギュアスケートでのコンビネーションジャンプを成功させるトレーニングとは!!

今日はフィギュアスケートでのコンビネーションジャンプについてのトレーニングです。

現在7名のフィギュアスケート選手を担当させて頂いたおります。

 

小学生~中学生~高校生~大学生~一般の方と。

3回転の事については以前もお話させて頂きました。

今日はコンビネーションジャンプについてです。

コンビネーションジャンプは連続で2回以上じょジャンプを行います。

特に演技後半では体力的にも厳しいジャンプですが成功すると

得点も伸びます。

 

しかし、この連続でなかなか成功できない、回転不足になるというお声を

お聞きします。

しかし、このジャンプを成功させるには身体の使い方を正しく習得することで

コンビネーションジャンプが得意なジャンプになります。

まず連続的にジャンプするということは、身体の股関節の殿筋やハムスト、大腿部の力を使って

氷を押してジャンプします。しかし、この時に足特に膝だけでジャンプする子供さんが少なくないのです。

しかし、これでは演技の後半で体力的にも厳しいときにジャンプするのは容易ではありません。

特に連続3回となるとかなり難しいと言わざるをえません。

 

まず、意識してトレーニングするのが足裏の部分です。

連続ジャンプをする時には踵に体重を載せるという感覚はダメです。

基本踵に体重をのせると身体は後方にいきます。

この踵ではない、足裏の真ん中で体重をささえる意識をしましょう。

それには、ジャンプの時に踵を落とさない意識が必要です。

①②踵の位置

写真①でのかかとが写真②になります。

踵は基本つけない意識が大切です。この踵を落とさないというイメージが

ジャンプの時の踏切りの際に体重が足裏の真ん中で行うことにつながります。

 

次にバウンスと言われる動作が必要です。ジャンプ特に連続で行うには

股関節のバウンス能力がとても大切です。特にジュニア選手で小学生や中学生では

股関節の特に臀部、ハムストの筋力がまだ成長段階ですので筋力というよりも

身体の動作で跳ぶ意識が必要です。それがバウンスです。

③股関節でのバウンス

股関節でバウンスするにはある程度身体の傾斜が必要になります。写真③ではバウンスする

瞬間の写真です。踵があがっていますが意図的ではなく地面を早く押すには踵をあげる意識が強く

速く地面を押すバウンスになります。

 

このような動作をまずは練習して出来るけ速く地面をおしてあがる練習を行います。あまり

傾斜が深いと戻るまでに時間がかかり、傾斜が緩いと今度は地面を押す力がない為、

ちょうどいいタイミングの場所をつかむことが大切です。

 

この踵の意識とバウンスを正しくトレーニングすることで3回連続でジャンプをおこなっても

身体へのダメージをかなり軽減することになり、また安定して跳ぶことにつながります。

連続ジャンプのコンビネーションはどうしても必要なスキルです。

 

是非、ジャンプをするタイミングをおぼるには踵を下げすぎない意識と股関節で地面を

素早く押すバウンスを行いましょう。そうすると連続ジャンプを安定して成功することになります。

 

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トレーナー兼コーチ 野島

フィギュアスケート担当トレーナー野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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