快足塾、速く走るには、股関節の動きを意識しよう!! 小学生が速く走る為の教室。ランエイトとは。

今日の投稿は、小学生が速く走る為のトレーニングです。

お知らせです。

来年2022年から快足塾&ラグビーアカデミーが

始まります。ここでは速く走りそしてラグビースキルを向上させる専門教室を

行います。

月曜日、木曜日の18時~で行う予定です。

是非、平日のラグビーアカデミー&快足塾に体験してみてください。

 

今日は出来るだけ速く走る為のトレーニング方法です。

速く走るには、様々なスキルがあります。

当クラブではランエイトといって8個にスキルがあります。

①足首の固定力

②腕の振りヒップタッチ

③リズム感スキップ動作

④股関節の使い方

⑤体幹の使い方

⓺胸椎の伸展力

⑦重心の位置

⑧床反発力

この8つが走る為には重要になります。

今日は、その一つ股関節の使い方についてです。

 

速く走ろうとすると小学生では、ほとんどのお子さまが膝より下が動きます。

①膝下の動作

写真①の向かって右側のお子さまは膝下がいている走り方です。

逆に反対の左のお子さまは膝が上がっています。

走る時には左側の子供さんの股関節の使い方がベストです。

 

走る時にどうしても小学生では、膝下で地面をかくような走り方が少なくありません。

これは普段から股関節を使うというイメージが無い為、どうしてもそうなります。

しかし、走るメカニズム解くと走るにはまず、進行方向に対して斜め方向の力が必要になります。

↙↙↙ この力が↗↗↗ 進行歩行の斜め方向になります。これは走る際には身体は前方に進むと

いうより斜め上方に進んでいます。本来は水平に移動することが一番速いのですが

→→→これでは人間が倒れてしまいます。

では斜め上方向に一番速く走るにはその逆方向を押す必要があります。

↗に進むには↙方向をおします。これが一番速く移動する方法になります。

 

では、身体は当然

②スタートの動き

写真②のような形で身体は斜め45度程度に傾くのが理想です。これ以上傾けるのは

小学生では無理ですので、一応目安として45度~60度くらいかと思います。

この位置で地面を押すには股関節で身体を押すイメ―ジが必要になります。

 

では、なぜ股関節なのか? 2つポイントがあります。

①は股関節の可動域が大きいことと大きな力が発揮できるということです。

②は股関節で地面を押すことで力が正確に斜め方向に伝わります。

この2点からも地面を押すには、股関節で走ることが重要になります。

 

練習方法としてまず小学生低学年生では、スキップ動作を練習しましょう。

スキップは本来とても素晴らしいトレーニングです。

スキップで股関節で地面を押して進む感覚を掴みます。

学校等で行っているのはスキップではなくステップです。

本来スキップは地面を押して進みます。これをリズムよく行うことで

脚の入れ替え動作を覚えることになります。

 

股関節をうまく使うことで速く動くだけでなく、怪我の予防にもなります。

膝から下で走る子供さんは身体が大きく前に倒れて走る為に、転倒や

膝の傷害を発症するケースが少なくありません。

特に高学年ではオスグッドやシーバー病などを発症しやすくなります。

 

股関節を使うにはまずはスキップでしっかり地面を押して進む練習をしましょう。

 

快足塾、走るトレーニング教室 トレーナー兼コーチ 野島

asuka-sports.com

asuka-junior.com

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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