速く走るトレーニング、第1弾。
速く走るシリーズです。
速く走るのは才能?違います、走り方を覚えることです。
当クラブでは、速く走るトレーニングを毎日トレーニング指導しております。
全員が速く走ることを実感し、競技でも陸上でもその効果を体験して頂いております。
速く走るには、様々な要素があります。
しかし、ほとんどの小学生~高校生まででが走るコツをしらないまま、
練習を繰り返しています。ごく少数の選手がコツを習得している状況です。
しかし、本来は誰でもが覚えることで速く走ることは可能なのです。
ではどのようにして速く走ることが出来るようになるのか。
それは、身体の仕組みを理解して頂くことが重要になります。
走る時には、スタートの時と、加速期とにわける必要があります。
競技ではほとんどの競技、サッカー、ラグビー、野球、ハンドボール、バスケットボールは
スタートの仕方を覚えることが必要があります。陸上の場合はそこから加速期まで覚える
必要があります。競技では特に球技系では0~20mまでのスピードがとても重要です。
このスピードが速ければ速いほど、球技系のスポーツでは有利に働きます。
では実際にスタートを速くすには、どの部分から鍛える必要があるのか。
スタート系では特に、足裏の感覚と重心がとても重要です。
走りだす時には重心が移動することで脚が回転していきます。
逆に言えば重心移動が無いのに、脚を回転さそうとすると、
身体を起き上がりブレーキ動作につながります。
重心位置を保ったまま、スタートするには、出来るだけ姿勢を崩さないことが重要です。
①低い位置での重心
スタートするときには、自分の重心が地面の真下を押すイメージが
重要です。写真①のように上半身が前面の出て前のめりになっています。
この状態で地面を押すことで地面の床反力をもらいやすくなります。
地面の反力をもらうには、地面を正しく押せることが必要です。
地面を正しく押すことで、前方へのスピード変わります。
この重心の位置を変化させずに前に進むことが出来ればスピードを落とすことなく
動くことが出来ます。
次に足裏ですが足裏は地面を押す唯一の部分です。この部分を正しく押すには
足裏がしっかりと地面を捉えることが必要です。足裏がパーになっていますでしょうか。
それもかなり意識したパーを。足裏を意識することで地面を捉えることが出来れば
その感覚は上方に伝わります。それが不明確であればあるほど、速く走ることは難しくなります。
足裏の感覚を鍛えることで地面を正しく鉛直に押すことが出来ます。
しかし、足裏の感覚がづれればづれるほど、地面を鉛直方向に押せなくなります。
足裏の感覚を鋭くすることで、正しい位置で地面を捉えることにつながります。
これが速く走れるコツです。
速く走るにはいくつかのコツがあります。
難しくはありません。小学生1年生のお子様でも意識を少し変えることで
足は速くなります。
是非、足を速くしたいとお思いの親御様、気軽にお問い合わせください。
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asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島