姿勢改善の3日目、今日は股関節です。
股関節を正しく使えることで股関節の怪我を未然に防ぐことに繋がります。
特に子供さんに多い、グロインペイン症候群、ジャンパー膝、オスグッド、ランナー膝(腸脛靭帯炎)
を予防することになります。
股関節を正しく使う上で重要なのが、しっかりと伸ばそうとする意識です。
股関節を伸ばそうとした結果、膝が伸び足首が伸ばされていきます。
この順番が狂ってくると、膝の障害やグロインぺインになりやすいと言われています。
股関節を伸ばそうとする意識が競技力では地面を押すことになります。
強い力を地面に加えるには押す感覚が重要です。
①地面を股関節の押すトレーニング風景
写真①では地面を押す感覚を掴むトレーニング風景です。
地面を強く押すには股関節から地面を押す意識が必要です。
股関節から伸ばして結果膝、足首が伸びることになります。
股関節は本来はこのような伸張運動を得意とする関節でもあります。
腹部のインナーマッスルや殿筋、大腿部といった筋肉が股関節には付着し
大きな力を発揮できるのです。
しかし、この股関節を伸ばす意識は競技選手でもあまり無いのが現実です。
股関節ではなく膝の伸ばすことに意識が強く膝中心の運動になっています。
これでは最大限に自分の筋力を発揮することが難しく競技力向上に繋がりにくくなります。
写真② 股関節を伸ばす練習
股関節を伸ばすトレーニング実例
写真②では股関節を伸ばす意識をもたせるトレーニング風景です。
股関節を最初から曲げておいて伸ばす意識が必要になります。
背中、腰をマットにつけて出来るだけ股関節を伸ばしていきましょう。
股関節を伸ばす練習をこのようにマットで行うことで
お腹から足を伸ばす意識を持つことが出来ます。
股関節が正しく伸ばすことが出来れば、それだけ地面を強く押すことに
なり結果ジャンプ力、走力、投球、など様々な競技でのパフォーマンス向上になります。
グロインペインや膝の障害でお悩みの親御様股関節を正しく伸ばすことで
怪我を予防出来ます、気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島